3歳ぱんだ組2017年度2月のまとめ

健康

体調不良の子が数名あったが、全体的には、元気よく雪あそびや外あそびを楽しむことができた。

帽子や手袋、ジャンバーの着脱がスムーズになり汚れや水濡れに気づくと自分の判断で着替えを行っていた。また、手洗い・うがいをすすんで行う子があり、その様子に気がついた子らが真似をして行うなど生活習慣が身についてきたと感じる。すすんで行えることをしっかりと褒めて、清潔を保つことで病気が防げることを伝えていった。

人間関係

特定の友だちから、いろいろな友だちとの繋がりへと広がりを見せはじめ、ごっこ遊びやぬり絵、折り紙などの場面に応じて、一緒にあそぶ友だちが入れ替わっていた。自分の思い通りにならなくて涙を浮かべる子や声を荒げる子もあったので、思いをくみ取りながら、友だちにもいろいろな考えがあるのだということを伝えていった。

環境

転園による新入園児が1名あった。基本的な生活習慣は身についているが、本園の1日の流れに慣れていないため落ち着きがないようにも見える。個別で声をかけたり、寄り添ったりしながら、安心して過ごせるようにしていった。

寒さに負けず外あそびや雪あそびを楽しんだり、天候の悪い日には保育室に巧技台やテーブルのトンネルを設けたりして、しっかりと体が動かせるようにしていった。

言葉

友だち同士で、家庭での様子や家族と外出をしたことなどを楽しそうに話す姿が見られた。自分の体験と重なるときには、「わたしも行ったことあるよ」「○○で出会ったよね」などと応えて会話が繋がっていた。

自分では気持ちをうまく言い表せずに困っている子もあったが、困っていることを保育者に教えにくるようになった。しっかりと気持ちを受け止めて代弁をしたり、相手にどのように伝えたら良かったのかを一緒に考えたりしていった。

表現

ひな人形作りを楽しんだ。雪を使った色彩あそびで、色が淡くにじんだり、混ざり合っていろいろな色が生まれたりする様子に深く関心をしていたので着物作りの過程に取り入れた。出来上がりの色合いをイメージしながら水彩ペンで書き染めた。出来上がった作品を見て、どの子もとても満足していた。

お別れ会で歌う歌が流れると、大好きな年長児を思いながら熱心に歌う姿がある。憧れや優しさ、頼もしさへの尊敬する心が現れていると感じる。

食育

節分集会では、行事の風習やその意味について学んだ。家庭でも豆まきをした、「風習について初めて知った内容もあった」と保護者からの声があり、家庭での食育にも繋がる良い機会になったと感じた。

友だちや保育者との会話を楽しみながら給食を食べていた。苦手な食材に困っている友だちに「がんばれ」「すごいね」などと声をかける子、後押しされて一口でも多く食べようとする子などの姿も見られとても良い雰囲気であった。

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