5歳ぞう組2016年度6月のまとめ

健康

蒸し暑い日や気温差の大きい日があったので、活動や個々の体調に合わせて室温や衣服を調整していくようにした。また、テラスを休息できる場として環境を整えると、捕まえた虫について調べようと図鑑や絵本を読んだり、友だちと会話したりして楽しむ姿が増えていった。また、歯磨きや手洗いの大切さを伝えていき、丁寧に行えるよう促していった。

人間関係

「一緒に○○して遊ぼう」や「入れて」と自分から友だちに声をかけ、ブロックや塗り絵など好きなあそびをして楽しんでいた。「勝手にやめんで」とあそびを抜ける友だちとトラブルになることがあるので、思いを伝える姿を認めていきながら、解決策を一緒に考えていくようにしていった。
中・高校生との交流では、親しみを持って積極的に関わる姿が多く、好きな遊びに誘ったり、活動をリードしてもらったりして一緒に楽しんでいた。

環境

「今日の水やり当番は?」と友だち同士で確認し、進んで夏野菜やアジサイの世話をしている。葉に触れる、匂いをかぐなどの機会も作り、子ども達の発見や感動に共感しながらより深い関心に繋がるように声をかけていった。
梅雨期ならではの遊びを楽しめるよう雨上がりには水たまりで遊ぶ機会を作り、水や泥の感触を全身で味わえるようにしていった。

言葉

自分の思いを主張するが、相手の言葉を最後まで聞こうとしない姿が見られた。当番のあいさつや行事などの日々の生活の中で自分の思いを伝えるだけでなく、友だちを始め、保育者や中高生、実習生、アイアイの入所者など様々な人の話を聞くことの大切さに気づいていけるよう仲立ちをしていった。

表現

夏祭りや七夕に向けて、折り紙や画用紙、絵の具など様々な材料や道具に触れて製作を楽しんだ。みこし作りでは、子ども達の思いをくみ取り、イメージを共有しながら見通しを持って取り組めるように関わっていった。リズム遊びでは、興味のある音楽を夏祭りで披露する曲として意識することで、動きをしっかり覚えようと積極的に体を動かしていた。元気に踊る姿を認めていきながら、のびのびと楽しめる雰囲気を大切にしていった。

食育

歯の生え変わりの時期であることから歯について興味が高まっている。おいしくご飯を食べるためには歯が大切であることを伝え、歯磨きを丁寧に行えるよう声をかけていった。また、よく噛むことで栄養が吸収されやすいこと、元気に繋がることも伝え、食事のマナーとして意識できるようにしていった。

育児あれこれ