0歳りす組2015年度1月のまとめ

食事

完了食の子も増え、意欲的に給食を食べる姿が多く見られた。その中で保育者にスプーンを差し出し食べさせてほしいと訴えたり、苦手な食材などがあると口に入れようとしない姿もあった。食べさせてほしい、あまりその食材が好みでないという気持ちを受け止めながら、保育者がスプーンに手を添えて食べたり、「モグモグおいしいね」「お皿ピカピカだね」と声をかけて無理なく楽しく食事できるようにしていった。離乳食の子も食事前になると保育者のそばに行き、早く食べたいと声を出して訴えることが多く、自分の皿に乗った食材を手づかみで意欲的に食べていた。

排泄

紙パンツを替える準備をすると「ちっち」「パンツ」など月齢の大きい子は言葉を発し、自分の紙パンツを取りに来る子や、交換マットの上に寝転び替えてほしいことを訴える子もいた。「自分で来られたね」「気持ち良くなったね」など声をかけ、気持ちよさを感じられるようにしていった。

健康

より一層寒くなり、体調を崩したり、便が緩くなる子が見られた。体調、便の様子などに留意し、室温の調節をしたり、鼻水が出たらその都度拭き取るようにしていった。また、乾燥からの肌トラブルもあるので、肌の様子も気をつけて見ていった。

睡眠

午睡の前になると「ねんね」と声を出し、布団に自ら横になる姿が多かった。どの子も背中をさすると落ち着いて入眠し、一定の時間ぐっすりと寝ていた。寒い時期なので、室温や掛け布団を調整し気持ちよく寝られるようにした。

身体発達

月齢の小さい子は数歩歩くことができたり、もう少しで一歩出そうな子の姿が多く見られた。月齢の大きい子は保育者がピアノで弾く“とんぼのめがね”などに合わせ、ホールを走って楽しむ姿があった。室内であそぶことが多いので、保育室の中で広いスペースを作り音楽に合わせ体を動かしたり、ホールに出てマットやソフトカラー積み木のでこぼこ道を歩いたりして、体を使ったあそびを十分に楽しめるようにしていった。

情緒

「○○ちゃん」と友だちの名前を呼ぶ子も多く、友だちの頭をなでたり、笑い合いながら同じあそびを楽しんだりと友だちと関わる姿がよく見られた。関わる中で玩具の取り合いになったり、顔を触ろうとする姿も多く、「貸して、だったね」「可愛いだね」など声をかけながら見守り楽しく関われるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は絵本のタイトルなどを口にし、その絵本を読んでほしいことを訴えたり、保育者の読んだ言葉を覚え、自分で絵本をめくり見ながら「なぁに」など言葉を発する姿があった。月齢の小さい子も「ねんね」「まんま」「わんわん」「アンパンマン」など多くの言葉を発するようになってきた。

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