5歳ぞう組2015年度10月のまとめ

健康

バルーン、リレー、組体操など運動会で行う種目への期待感も高まり、積極的に体を動かして活動に取り組む子が多くいた。運動会後は、友だちを誘って、かけっこやリレーをして繰り返し楽しんでいた。室内外で運動遊びを多く取り入れていたので、食事、水分、休息などを十分にとれるよう声掛けをしたり、時間を確保したりしていった。

人間関係

運動会でのリレーは、自分たちで走順を考えるようにしていった。毎回1番を走ろうとする子とトラブルになったり、友だちの転倒やバトンの落下を負けた原因にしたりすることがあった。みんなが楽しく走れることや頑張っている姿を保育者が伝えていき、友だちと力を合わせてやり遂げる喜びを味わえるよう心がけていった。

環境

リレーごっこが楽しめるようバトンを保育室内に用意しておくと、クラスを問わず友だちと繰り返し楽しんでいた。
遠足や芋ほりでは、木の実や色付いた葉っぱ、旬の食べ物に触れることができた。また、それらを使って、ままごとをしたり、色の違いを発見したりして楽しむことができた。収穫したサツマイモの小さなものを砂場に埋めて、他クラスの子を誘って芋ほりごっこをする姿もあり、楽しかった経験を再現して遊んでいた。

言葉

友だち同士で、遊びを考え、ルールや役割を決めながら遊びを展開していた。時には、ルールを作った本人と友だちとの意見のぶつかり合いからトラブルになったり、遊びが中断したりする事がある。自分の思いを伝える、アイディアを出す姿を大切にしながら、保育者も一緒に解決策を考えていくようにしていった。

表現

園外保育や運動会、消防車などをクレヨン、筆、ペンなど様々なものを使って絵に描いて表現を楽しんでいた。活動中に友だちの作品をみて、「きれいだね」「上手だね」と認め合う姿も見られた。ペンやハサミ、型抜きなどを使い、好きな形、模様をつけて楽しみ、出来上がった作品を保育室に飾ると真似して楽しむ姿も多く見られた。子どもたちが自由に表現する姿や様子を見守りながら表現する喜びに共感するようにしていった。

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