1歳うさぎ組2015年度6月のまとめ

食事

スプーンで食べようとする子が多く見られ、自分で食べることが出来ると嬉しそうな表情を見せたり、意欲的にすすんで食べる姿が見られた。食べにくい食材は、保育者が一口ずつスプーンにすくっておいて食べやすくした。梅雨期で食欲が落ちる子もいたので、保育者同士声を掛け合いながら、一人ひとりのペースで食事が出来るようにした。

排泄

暑くなってきたからか、排尿間隔が長くて紙パンツが濡れていない子が出てきている。トイレに誘ってみて、タイミングが合えば排泄出来る子もおり、出来た時は「やったね、すごいね」などと、一緒に喜んで自信につなげていった。自分から「ちっち」と言って教えてくれる子もいるので、サインを見逃さずにすぐに替えてあげて、気持ち良さを感じられるようにしていった。

健康

梅雨期に入り、気温・湿度の変化で体調を崩す子がいた。汗をかく子が増え、食事や午睡時には、室温を見ながら冷房を入れて、快適に過ごしやすいように配慮した。水分補給も回数を増やし、子どもの表情や活動量を見ながら対応していった。

睡眠

自分の布団を見つけると、すすんで入りに行き、一人で寝る子、保育者が側にいると落ち着いて眠る子など様々だった。なかなか眠れない子には、一対一でゆったりと関わり、安心して眠りにつけるように心掛けた。

身体発達

天気が良い日は園庭や散歩に出かけ、鉄棒にぶら下がったり、のぼり棒に掴まってみたりと保育者に手伝ってもらいながらも、色々なことにチャレンジしていた。散歩では、月齢の大きい子は長い距離を歩ける子も増え、保育者と手を繋いでしっかりとした足取りで歩いていた。雨の日には、シール貼り、スタンプあそび、花紙貼り、パズルなどをして指先を使った遊びを楽しんだ。

情緒

月齢の大きい子と小さい子の遊びや友だちとの関わりに差があり、大きい子が小さい子に対して面倒を見ようとしたり、教えてあげたりする姿が見られた。又、小さい子がどうしても大きい子の遊びに入りたくて、泣いてトラブルになったりするので、子ども同士の気持ちを汲み取り、ゆっくりと伝え合ったり、一緒に遊べる環境を整えていった。

言葉

友だちの名前を覚えて「〇〇ちゃん」と、顔を見ながらはっきりと呼ぶ子や「せんせー」と保育者を呼ぶ姿が見られる。月齢の大きい子の中では、友だち同士で会話を楽しみ、ニ語文で話す子もいる。まだ喃語もあまり話さない子もいるので、やりとりの中で仕草や表情から気持ちを読み取って、言葉で代弁し、発語を引き出せるようにしていきたい。

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