健康
水着に着替える時や、身体測定で服を脱いだ際に、半数の子は衣服を畳もうとするが、中には服がぐちゃぐちゃだったり、下に落ちていることもあった為、今後もやり方を丁寧に伝えたり、一緒に畳んだりして、できたという達成感が味わえるように関わっていきたい。外気温が高く、水遊びが思い通りに出来ない日の方が多くあったため、室内でも楽しめる感触遊びを取り入れていった。ホールで身体を沢山動かした日には、シャワーで汗を流し清潔感を感じられるよう関わった。今後も子どもたちが楽しめるような室内遊びを計画していきたい。
人間関係
室内で巧技台を出したり、トイレに行くときに並んだりする中で、順番を守ろうとする子が増えた。中には割り込みをしてしまう子もいたが、「先に並んでたよ」と声を掛け合いやりとりする姿もあった。保育者も子どもたちの様子を見守り、必要に応じて仲立ちしたり、声をかけたりして、順番が守れるように関わっていった。
環境
保育室に4匹のカブトムシが来た。子どもたちはオスとメスの違いについても興味を持ち観察をしている。きりん組のお兄さんに持ち方を教わってから、触ったり持ってみたりする子も増えてきた。朝登園すると「ゼリーがなくなってる!」と見ることを楽しみにする姿もあり、引き続きカブトムシの成長を子どもたちと一緒に見守っていきたい。
言葉
友だちのしている遊びに興味をもち、「貸して」「一緒にしてもいい?」と声を掛けるなど、自分の気持ちを相手に伝えられるようになってきた。中には思いが伝わらず、友だちを叩いたり大声を出したりして思いを表現する子もいる。その都度保育者が仲立ちとなり、嫌だったことや、どうしてほしいのか自分なりの言葉で伝えられるように促している。引き続き子どもたちのやりとりを見守り、自分の思いが相手に伝わることの嬉しさが味わえるよう関わっていきたい。
表現
季節の歌や手遊びを教えると、遊びの中で保育者の真似をして手遊びを楽しむ姿が見られた。絵の具や糊、折り紙、サインペンなど様々な素材を使って製作をした。七夕では織姫と彦星、海の製作ではチンアナゴにサインペンで顔を描いた。どの子も意欲的に活動に参加し、自分なりに表現し楽しんでいた。運動会の似顔絵に向けて、自分の顔を描く機会も設けていきたい。
食育
野菜スタンプを使い製作を行った。野菜の形や断面を見ながら楽しむなど、関心を高めることが出来た。給食の時間、年長児が収穫した野菜が入っていることを伝えると、普段は野菜が苦手で残してしまう子も、「先生、見てて!」と少しずつ食べてみようとする姿が見られている。また箸を使うことに挑戦している子も増えてきている。その姿をしっかりと褒め、子どもたちの自信へと繋がるように引き続き関わっていきたい。