健康
連日暑い日が続く中で、水分補給をこまめに摂ったり休息をしたり、着替えなどをしながら健康に過ごせるようにしていった。気温が高く、戸外で遊ぶ機会は少なかったが、水を全身で浴びたり、色水作りをしたりして遊び夏ならではの遊びを楽しむことはできた。夏ならではの遊びの機会が少なかったため、室内でもできる遊びを考えていく。
人間関係
ブロックやカードゲームなどを通して、友だちとの関わりが広がってきている。また、友だちと意見を出し合いながら遊びを展開したり工夫したりする姿も見られるようになってきた。一方で、意見がぶつかり合いトラブルになることも多い。保育者が仲立ちしたり代弁したりして友だちとのやりとりの仕方について丁寧に伝えていった。
環境
水や泡などを使って水遊びをしたり、動植物に触れたり観察したりして夏ならではの生き物や遊びを楽しんだ。特に生き物への関心があり、幼虫から成虫までの育ち方や世話の仕方について友だちと一緒に調べる姿も見られた。飼育ケースや餌を準備して世話をしたり観察をしたりして楽しめるようにしていった。
言葉
身近な動植物の飼育や観察を通して、感じたことや思ったことなどを伝え合う姿が見られた。保育者は、子どもの気づきや発見したことについて友だちと共有できるような関わりをしていった。
表現
友だちと一緒に好きな楽器を演奏したり、踊りを踊ったりして遊ぶ姿が多かった。特にピアノへの興味関心が深まり、楽譜を見ながら弾いたり、音を探しながら弾いたりして自分なりの演奏を楽しんでいた。また、空き箱を使った製作ではイメージした虫を表現しようと身近な素材を使いオリジナルの虫を表現することを楽しむことができた。
食育
野菜が思うように育たなかったが、収穫できた野菜の匂いを嗅いだり、触れたり給食で食べたりして野菜への関心が深まってきた。野菜を育てたり、収穫をしたりして苦手な食べ物への意識が変わり一口でも食べてみようとする姿も見られた。野菜の世話を通して子どもの意識に変化が見られてよかった。