2歳こぐま組2024年度4月のまとめ

健康

新しい環境や保育者にもすぐに慣れ、好きな場所で遊んだり保育者とスキンシップをとったりして安心して過ごす姿があった。また、進級したことを喜び、意欲的にトイレに行ったり、身の回りの着替えや手洗いなどを自らしようとしたりする姿が多く見られた。子どもたちの意欲的な姿を褒め、さりげなく援助をしたり、声をかけたりして、自信へと繋げていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ち、一緒に遊んだり、遊びを真似して同じ場で遊んだりする姿があった。気になる友だちと一緒に遊びたいが、関わり方が分からず、思いがぶつかり合ったり、玩具の取り合いになったりしてトラブルになることもあったので、友だちに関心をもつ姿を見守りながら、保育者が仲立ちとなり気持ちを代弁したりして関わり方を伝えていくようにした。

環境

天候の良い日は、小園庭や散歩に出かけ、身近な春の自然に触れながら遊ぶ機会を設けていった。「今日はかえるさんいるかな」と期待をもてるような声かけをしたり、草むらをかき分けたりして、探索活動を楽しんだ。保育者も子どもと一緒にいろいろな花を見たり、虫を探したりして発見や驚きに共感し、春の自然に触れることを楽しめるようにしていった。

言葉

「飛行機いるよ」「たんぽぽだ」など、戸外遊び中に見つけたものや感じたことなどを言葉で伝えたり、「昨日〇〇したよ」など、家での出来事や体験したことなどを保育者に伝えたりする姿があった。発語がゆっくりで喃語や単語で伝える子もいるが、言葉で伝える嬉しさや楽しさが感じられるよう、一人一人の言葉にしっかりと耳を傾けて、丁寧に言葉で答えるようにしていった。

表現

保育者と一緒に季節の歌を歌ったり、手遊びをしたりして楽しんでいった。保育者の歌っていた歌もすぐに覚え、散歩中に「ちょうちょ」や「チューリップ」など子どもたちから自然と歌声が聞こえてくる場面もあった。保育者も一緒に歌い、表現する楽しさを共有していった。

食育

友だちに「これおいしいね」と声をかけたり、空になったお皿を持って「ぴかぴかだよ」と言いながら保育者に見せたりと、やりとりを楽しみながら食事をする姿があった。一方で、遊んでしまう姿も中にはあったので、声をかけたり、側で食べる姿を見守ったりしながら、楽しい雰囲気で無理なく食べていけるようにしていった。

育児あれこれ