0歳りす組2023年度9月のまとめ

健康

月齢の小さい子はずり這いから四つ這いのハイハイへと体勢が変化し、動きが活発になってきている。月齢の大きい子も活発に動く姿があり、大股歩きや小走りなどが見られ、バランスを崩して転んだりぶつかったりする場面が増えたように感じる。友だちの活発な姿に感化されて追いかけっこが始まることがあるので、危険がないように見守ったり、他の遊びに誘ったりして落ち着いて遊べるように配慮していった。

人間関係

月齢の大きい子は友だちがしている遊びに目を向けて興味を持ち、同じもので遊びたくなり、ものの取り合いやトラブルにつながる場面が多くなってきた。友だちのものを欲しがる時は、同じものがあることを知らせたり、同じものを保育者が用意したりして、友だちの側で同じ遊びをする楽しさを味わえるように仲立ちをしていった。

環境

三角マットで斜面を作って遊ぶと、低い方から上がっていき、マットの高い方から足を踏み出して下りる感覚を喜んで楽しんでいた。また、月齢の小さい子もハイハイで斜面を上がっていき、下りる時は先に手を着いてから前傾姿勢で着地できる姿があり、腕の力がしっかりとして体を支えられているのが感じられた。

言葉

月齢の小さい子は見つけたものや気になるものを指差しながら、「あっ、あっ…」と盛んに声を発する子が見られる。発する声を受け止めて、保育者が言葉で代弁し、思いが伝わる喜びを味わえるように関わりたい。月齢の大きい子の中には片言で保育者を呼んだり、はっきりとは分からないが伝えたいことを言葉で表そうとする姿が見られたりするので、子どもの発語に耳を傾けながらゆったりと関わっていった。

表現

子どもたちに馴染みのある曲で踊ったり、体を動かしたりすることを保育者も一緒に楽しんでいった。また、手遊びでする動作を真似したり、タイミングを合わせて声を出したりする姿を認め、言葉をかけたり笑顔を向けたりして共有していった。

食育

スプーンを使って食べようとする子や手づかみで食べる子などそれぞれのペースで意欲的に食べている。手づかみで食べている子にはスプーンを使ってみるように促したり、一口量をスプーンにすくっておいたりして、食具を使うことを意識できるように関わっていった。

育児あれこれ