健康
生活の流れが少しずつ分かるようになってきて、自ら手洗いや片付けなどをする姿が増えてきた。手洗いや歯磨きの時に、水遊びになることもあり、自分でしようとする姿を認めながら、歯磨きの仕方や水の使い方などを伝えていった。
戸外では保育者や友だちを誘って鬼ごっこを楽しむ子がいた。友だちが鉄棒や木登りをしているのを見て、興味を持ち、登ったりぶら下がったりして体を動かして遊ぶ姿も増えてきた。保育者も一緒に体を動かして遊び、遊びの楽しさに共感していった。
人間関係
友だちと一緒に同じ遊びをする姿があり、ブロック遊びやごっこ遊びなどを楽しんでいる。自分たちで役割を決めて遊ぶなど、自分の考えを伝え合いながら遊ぶ姿が見られた。使いたい玩具が重なったり、作っていたものを壊してしまったりし、トラブルになることがあり、必要に応じて仲立ちし、お互いの思いを代弁し、関わり方を伝えていくようにした。
環境
虫に興味を持ち、園庭で虫探しを楽しむ姿が多く見られた。捕まえた虫を友だちと一緒に観察し、見つけた場所や虫の名前を教え合ったりしていた。また、虫を触りたくない子も、友だちが捕まえた虫を見せてもらうことで、じっくりと観察することができていた。先月植えたヒマワリが成長しているのに気が付き、嬉しそうにする姿が見られた。水やりをすることで、ヒマワリへの愛着が高まっているようだった。
言葉
自分の気持ちや見つけたものなどを言葉で表現し、保育者や友だちと言葉でのやりとりを楽しむ姿が見られた。自分の思いが相手に伝わらなかったり、受け入れてもらえなかったりして、言い合いになり、強い口調になったり、叩いたりして思いを通そうとする姿もあった。保育者が仲立ちとなり、思いを受け止めた上で、言葉でどう伝えていくのか、繰り返し伝えていくようにした。
表現
こいのぼり作りでは、フィンガーペインティングやスタンプなどの表現を楽しんだ。絵の具を嫌がる子はおらず、色の混ざり合いや紙に何度も色を付けることを楽しんでいた。絵の具を使った遊びを好んでいるので、今後の遊びにも絵の具を取り入れていくようにしたい。
手遊びやダンスが好きで、保育者がやってみた手遊びを、「もういっかいやって」と言い、繰り返し楽しむ姿があった。手遊びやダンスに興味を持っているようなので、様々な手遊びやダンスを遊びに取り入れていくようにしたい。
食育
食事の時間は友だちと一緒に食べることを喜び、楽しそうに食べる姿が見られた。保育者も一緒に給食を食べられるようになり、「先生、こっちで食べて」と保育者を誘って、一緒に食事を楽しむ姿があった。楽しい雰囲気を大切にしながら、食器を持って食べたり、姿勢を正したりすることを伝えるとともに、保育者が側で見本となれるようにしていきたい。