健康
気温差があり、夏を感じるような暑い日もあれば、雨や風の影響で肌寒い日もあった。気温の変化に体調を崩しやすいため、子どもたちの体調を一人一人把握し、体調の変化にスムーズに気付けるようにしていった。また、体調に合わせて衣服を調節したり、繰り返し換気を行ったり、快適に過ごせるようにしていった。気温の高い日は水分をこまめに摂るよう声かけをし、体調管理に気を付けていった。
人間関係
新しいクラスに進級し、玩具も新しくなり、友だちと玩具の取り合いになる姿も増えてきている。保育者が一緒に関わる機会を増やすことで、「貸して」「一緒に見よう」などの言葉が少しずつだが、子どもたち同士で出てくるようになった。また、友だちが使っているものを勝手にとったり、遊んでいるスペースに入ったりしてトラブルになることがあった。欲しくて取ったり、友だちの遊んでいるスペースに勝手に入っていったりし、トラブルになることがあった。友だちの思いを代弁したり、思いを受け止めたりしながら、「入れてって言ってみようか」と伝え、仲立ちとなり、関わっていった。
環境
園庭に出たときに、「お花がないね」という子どもたちの思いからひまわりを植えようと計画した。ひまわりという花は何色か、どうやって花になるのかなどが分かるように部屋にイラストを用意した。部屋の環境を整えることで、「きれいな花だね」「黄色とかオレンジにも見える」などイラストを見て自分の思いを言葉にする姿が見られた。いろいろな環境を整えることで、子どもの気付きも広がることを学んだ。
言葉
遊びの中でいろいろな言葉のやりとりを友だちとも一緒に楽しむ姿が見られた。よりやりとりが楽しめるように、遊びの中で買い物ごっこを取り入れ、「〇〇ください」「〇〇いかがですか」など遊びの中から出てくるいろいろな言葉のやりとりが楽しめるようになってきた。保育者が遊びを工夫し、一緒に楽しむ中で、一つの言葉から子どもの想像力がうまれ、いろいろな言葉へと発展する楽しさを感じられた。
表現
ペンを使って絵を表現することが好きな子どもが多いため、頻繁に塗り絵や色画用紙とペンを用意すると、「○○描いたよ」「見て!」と自分の描いたものを知らせたり、いろいろな色で塗れたことを嬉しそうに伝えてくる姿があった。「○○色が多くて可愛い絵だね」「これは○○?」などと会話を広げることで、子どもたちの思いを受け止め、やりとりも広げていった。
食育
昼寝起きには、「今日のおやつは、何?」と聞いてくる子や朝の食事の放送を聞いて「今日、〇〇だ」「美味しいよね」などと思いを言葉にして伝える子どもが増えてきた。弁当箱になったことで、進級当初ご飯を食べなかった子もピカピカの弁当箱を嬉しそうに見せてアピールする姿があった。「○○ちゃん、きれいに食べたね!すごいね」と一人一人に言葉をかけ、自信に繋げていった。