3歳ぱんだ組2022年度3月のまとめ

健康

体力がついてきたことで、積極的に戸外で体を動かして遊んでいた。散歩先の和みの広場では、繰り返し斜面の上り下りや、鬼ごっこをして楽しむ姿があった。たくさん体を動かして遊んだ後は休憩や水分補給を促していった。

人間関係

かるたや椅子取りゲームなど、簡単なルールのある遊びを楽しんでいった。ルールをよく理解しており、ルールを守って遊んでいたが、負けて悔しい気持ちから「もうやりたくない」と涙が出る子もいた。「悔しかったね。でも頑張ったね」「~のところがすごかったよね」など、一人一人の頑張った過程を友だちと認め合うことで、友だちと遊ぶ楽しさを伝えていった。

環境

天気の良い日が続き、連日散歩に出掛けることができた。3月下旬には桜が満開で、連日桜を見に行ったり、虫探しをしたりして楽しんでいった。散歩中に見つけた草花や虫の名前が調べられるよう、小さな図鑑を持っていくと、「せんせい、これ一緒?なんていう花?」と興味深そうに図鑑の写真と照らし合わせていた。子どもたち発見したものを写真に残し、掲示することで帰園後も余韻を楽しんでいった。

言葉

気の合う友だちと遊ぶ中で、思いがぶつかることがあったが、「○○ちゃんが、~って言って嫌だった」「○○ちゃん(わたし)は~したかった」と、困ったことを自分の言葉で保育者に伝える姿があった。保育者が仲立ちとなり、相手の思いを伝え合ったり、言葉を重ねたりすることで、相手の思いにも気付けるよう配慮していった。

表現

一年間の作品を綴る表紙作りを、絵を描いて楽しんだ。絵をかく際に、一年間の振り返りをすると、「くれよんのくろくん(オペレッタ)楽しかったね」「運動会でダンスをしたのが楽しかった」など、楽しかったことを、自分なりに伝える姿があった。また、発表会の場面や友だちと手を繋いで遊んでいるところを描いていた。一人一人の表現や思いを大切にし、言葉を重ねたり、会話を広げたりして、楽しさを共有していった。

食育

野菜の出てくる絵本や紙芝居、エプロンシアターなどを多く取り入れていった。「今日の給食に、お話に出てきたにんじんだいじんいるかな?」などの声かけをすると、普段野菜嫌いな子も面白がって具材を探す姿があった。また、保育者に“かっこいいところを見せたい”という思いから、進んで野菜を食べようとする姿が多く見られるようになってきた。一人一人の成長を、保護者と一緒に共有し、自信につなげていった。

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