2歳こぐま組2022年度2月のまとめ

健康

多くの子が自分で身の回りの事を意欲的に行う姿が多く見られるようになってきた。昼食後の着替えは保育者に「できない」と言い、手伝ってもらう子が多くあったが、諦めずに自分の力でやり遂げようとする姿があり、日々の成長を感じた。「大丈夫だよ」「できるよ」と声をかけながら、自ら着替えができるように丁寧にかかわっていった。1人でできると「できたよ」と保育者に声をかける子も見られた。食後のコップでの、うがいも始めた。まだ、友だちと水遊びになる事もあるが、自分の順番を守り、友だちが終わるのを待つ様子も見られるようになってきた。

人間関係

友だちとイメージを共有し、ごっこ遊びをする子が多く見られるようになってきた。ジョイントマットで家や道路を作ったり、カプラや積み木を使い、家や塔を作ったりして楽しんでいた。保育者も遊びに加わり、カプラや積み木で家を大きくしたり、ジョイントマットでトンネルを作ったりして遊びのイメージを大きく膨らませるように関わっていった。月齢の低い子はまだ上手に言葉で思いを伝える事が難しく玩具や場所の取り合いでトラブルになる事もあるので子どもたちをしっかりと見守り、トラブルになった時には子どもの気持ちを受け止め、丁寧に関わっていった。

環境

ホールでボール遊びを楽しむ子も増えてきた。ボールを投げ保育者が持つフラフープに入ると「やったー!」「もう一度する」と何度も繰り返し投げ入れて遊ぶ姿や保育者とキャッチボールをする姿も見られて来た。自分でボールを上に投げ上げる事を繰り返し楽しんだり、ボールを蹴ってサッカーをしたりする姿も見られて来た。「上手にできるね」「すごいね」と声をかけながら、安全にボール遊びが楽しめるように、転倒や追突などに配慮しながら、保育者も遊びに加わりボール遊びを楽しみ共有していった。冬ならではの遊びについては、体調を崩す子も多くいたので本物の雪は使用せずに新聞紙を細かくちぎって雪に見立てるなどして遊んだ。また、天井に投げ上げて落ちてくる様子を楽しんだり、新聞紙を丸めて雪だるまにしたりして遊びを楽しんでいった。

言葉

子どもたちが自分の思いを言葉で伝えコミュニケーションを取り、ごっこ遊びを楽しむ姿が増えてきた。言葉で自分の遊びのイメージを伝えたり使いたい玩具を「貸して」と伝えたりして、お互いの思いを共有する様子が多く見られた。まだ場所の取り合いなどそれぞれの思いがぶつかってトラブルになる事もあるので、そのような時にはお互いの思いを受け止めながら保育者が代弁して楽しく遊びが展開できるように関わっていった。

表現

子どもたちと一緒にタンバリンやジャンベなど色々な打楽器を演奏して遊んだ。子どもたちが楽器に興味を持ち、実際に演奏できるようにたくさんの種類の打楽器を準備し環境を整えていった。保育者が楽器の説明をすると、ワクワクする気持ちを持ち、保育者の話しを聞く姿があった。それぞれ、楽器を手にすると手で叩く感触を味わったり、音色を楽しんだりして自由に叩いていた。保育者がリズムを刻むと自然とリズムに合わせて叩いて、みんなで音を重ねる楽しさを味わった。

食育

箸とスプーンを併用し食事をする。自分から箸を使って食べようとする子がだんだんと増えてきた。「上手に使えるね」と声をかけると得意げに保育者に箸を使う所を見せる子もいた。しばしば友だちとの会話に夢中になって箸で遊び食べになる事もあったので、保育者が側につきと実際に使って見せたり、使い方を伝えたりして丁寧に関わっていった。

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