1歳うさぎ組2018年度6月のまとめ

食事

好き嫌いや日によって食べムラが見られる子はいたが、ほとんどの子は意欲的に食べていた。子どものペースや様子を見ながら、無理強いせず進めていった。月齢の大きい子は、あまりこぼさすに食べられるようになり、おやつの時には、エプロンが汚れないことが増えてきた。月齢の小さい子も、コップ飲みやスプーンを使って食べることが上手になってきた。側で見守ったり、難しい時には手を添えたりしながら、自分で食べる喜びを味わえるようにしていった。

排泄

保育者が誘うと素直に応じる子や、友達が行く姿を見て自分からトイレに向かう子など、喜んでトイレに行く子が多かった。便器に座ることにも慣れ、しばらく座っていることができ、そのまま排泄する子もいた。排泄が見られると、「でた」「しーしー」など、言葉で知らせる子もいた。できたら褒め、嬉しい気持ちに共感し満足感を味わえる言葉かけをしていった。

健康

熱や感染症など、体調を崩す子が多く、欠席が続く子もいた。回復し登園するが、咳や鼻水がよく出ていたり、食欲が無かったりとスッキリしないことがあった。体調の変化に気をつけ、こまめに検温したり子どもの様子を職員間で伝えあったりして対応していった。

睡眠

午睡の流れが分かるようになり、食後自分の布団に横になる子が多く見られた。保育者のそばで安心して眠れるようになり、どの子もたっぷりと午睡ができていた。汗をかく子が多いので、快適に眠れるよう室温の調整をしていった。睡眠リズムの乱れから、寝つきが悪い子の姿も見られたので、一対一でのかかわりを大切にし、安定した入眠ができるよう対応していった。

身体発達

保育者の動きを模倣して遊ぶことを喜び、リズム遊びや手遊びなど、いろいろな動作をまねてできるようになった。また、ボールを片手で投げたり、転がるボールを受け止めたりと、遊びの中でも大きい動作をして遊ぶようになってきた。月齢の小さい子の中には、ハイハイやつかまり立ちで遊ぶ子もいるため、体を使ったあそびをするときは、危険のないよう見守っていった。

情緒

保育者とのふれあいを喜び、膝に座ったり抱っこを求めたりする姿があった。しかし、側に友だちが来ると嫌がり時には押したり叩いたりすることもあった。一人一人の気持ちを受け止めながら、友だちとのかかわりを言葉で伝えていった。

言葉

保育者の言葉を理解するようになり、「ないないしてね」と言うと、持っている玩具を元の場所に片付けるようになった。また、絵本を保育者に読んでもらったり、自分でお気に入りの絵本を読んだりする子が多かった。言葉に興味を持ち、絵を指差し「これは?」と尋ねる子や絵を見て「りんご」「ぞう」など簡単な言葉を言う子がいたので、子どもの興味を大切にし、言葉で表現する楽しさが味わえるようなやりとりを心掛けた。

育児あれこれ