食事
新しい環境に不安で離乳食が食べられなかったり、食に余り興味がなく中々食事がすすまない子がいた。無理強いはせず食べられるだけにし、楽しい雰囲気の中で食べられるように配慮していった。少しずつ園生活に慣れてくると食べられるようになり、完食する子もいた。また、ミルクの味に慣れてない子もいたが、少しずつ飲めるようになり量もしっかり飲めるようになった。
排泄
保育者とスキンシップを取ったり、「綺麗にしようね」などと声を掛けたりしながら、おむつ交換をしていった。感染症などで下痢の回数が多くおしりが荒れる子がいたので、痛くないよう優しく拭いたり保護者に伝え、薬を塗ってもらうように声をかけていった。
健康
環境の変化で体調を崩し、熱や鼻水が出たり感染症にかかり下痢をする子が多く、長期欠席する子が多かった。保護者と連絡を密に取り合い、子ども達の様子を細かく伝えたり一人ひとりの体調を把握し、適切な対応が出来るようにしていった。
睡眠
たっぷりと眠れる子もいれば眠りが浅くすぐに目が覚めてしまう子がいた。一人ひとりの生活リズムに合わせて、ゆったりと関わり安心して眠れるようにしていった。
身体発達
月齢の大きい子は、伝い歩きやつかまり立ち、ハイハイなどで保育室内を自由に動き回ったり、気に入った玩具を手に取り色々な体勢であそんでいた。月齢の小さい子は、月初めはあおむけで寝ていた子も少しずつ体をひねって寝返りをしようとする姿が見られた。
情緒
4月当初は新しい環境で不安になったり、人見知りで涙が出る子が多かった。優しく声を掛けたり歌ったりして、なるべく同じ保育者が関わるようにし、不安を取り除き信頼関係を作っていくようにしていった。次第に保育者が側にいると安心して笑顔が多くなり、興味を持った玩具に自分で手を伸ばしてあそぶ姿が見られるようになってきた。
言葉
保育者が語りかけると声を出して応えたり、あやしたりすると声を出して笑う子がいた。また、機嫌が良いと「あ~」「う~」と喃語を発し喜んでいた。