1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2018年度9月のまとめ

食事

日によって好き嫌いや食べムラが見られる子もいるが、保育者の介助や言葉かけで少しずつ食べる事ができるようになってきた。一人で最後まで食べられる子、保育者の介助が必要な子など、一人一人のペースや様子を理解し楽しく食べる事ができるように今後も配慮していきたい。また、おやつの時には食べこぼしが少なくなり、服を汚さず食べられる子がほとんどだった。

排泄

遊びに夢中になるとトイレに行きたがらない子もいた。様子を見ながらトイレに誘い、無理強いせず一人一人に合った対応を心掛けた。排尿の感覚が少しずつ分かってきた子もおり、尿意を感じると自分からトイレに向かう子やパンツに排泄したことを仕草で伝える姿も見られた。

健康

夏の疲れや急な気温の変化からか、熱や感染症などで欠席や早退する子が数名いた。暑かったり寒かったりと不安定な月だったので、衣服や室温の調節に気をつけていった。

睡眠

食後ほとんどの子が布団に入り保育者のトントンで落ち着いて入眠することができた。一方で、家庭での睡眠リズムや体力がついてきたことから、入眠までに時間がかかる子もおり、自然と眠りにつけるように関わっていくようにした。

身体発達

体の動きが活発になり、小走りをしたり、階段の上り下りに挑戦したりする姿が見られた。投げたり、跳ねたりする遊びも喜ぶので、ボールを使った遊びや、リズム遊びなども楽しめるよう新しい曲や踊りも取り入れ楽しんでいった。

情緒

友だち同士でのトラブルやかかわりの中で、怒ったり悲しかったり嬉しかったりといろいろな感情を表現する子どもたちだった。子どもの気持ちに寄り添い「○○したかったね」と言葉で代弁し気持ちが落ち着けるようなかかわりを心掛けた。

言葉

友だちとのかかわりが増え、側であそんだり、遊びをまねしたりするようになった。遊びの中で友だちや保育者と会話ややりとりを楽しみ、ごっこ遊びや見立て遊びなどにも広がっていった。月齢の小さい子も、言葉に興味を持ち、物の名前や言葉を繰り返し尋ね、喃語が言葉に聞こえたり、語尾をまねしたりするようになった。子どもの声に丁寧に返し会話の楽しさを伝えていった。…

1歳うさぎ組2018年度8月のまとめ

食事

見た目や好き嫌いからか、好きなものから食べ、食べ終わるとその後進まなかったり、遊びだしたりする子がいた。苦手なものも食べることができるよう美味しさを伝える言葉かけをしていった。食の進みがゆっくりな子は、側について励ましたり、デザートで気分を変えたりなどのかかわりをしていった。

排泄

午睡後、トイレに座ると排泄できる子が多くなってきた。出ると「出たよ」と言葉で伝える子もおり、喜びに共感していく言葉かけをしていった。トイレで遊ぶ姿も見られ、危険につながるので目を離さず「危ないよ」と言葉でも伝えていくよう配慮した。

健康

大きなけがや病気も無く、ほとんどの子が元気に過ごした。体調面に配慮し、様子をみて水遊びをしていくようにした。食事の準備で、手洗いが習慣になってきた子が増え、自分で水を出し洗う姿が見られるようになった。側で見守り、手洗いのやり方を言葉や手本で伝えていった。

睡眠

一人一人のリズムを大切にし、心地よく眠れるようかかわっていった。なかなか入眠できない子は一対一でのかかわりで午睡を促していった。室温や衣服を調節し快適に午睡ができるよう配慮していった。

身体発達

水遊びにも慣れ、ビックバスの中で腹ばいになったり、手や足で水をかいたりなど、ダイナミックな動きで遊ぶようになった。

月齢の大きい子は、指先あそびに興味をもちブロックの組み立てやなぐり描きなどの遊びを楽しむようになった。指先を使った遊びを取り入れ、満足するまで遊ぶことができるよう見守っていった。

情緒

友だちとのかかわりの中で、玩具や場所の取り合いなどのトラブルが多く、かみつきや引っかきにつながりそうになることがあった。子ども同士で遊ぶ様子を側で見守り、トラブルが起こった時は仲立ちとなり、子どもの気持ちに寄り添っていった。また、「ごめんね」という気持ちに気付くことができるよう泣いている相手の気持ちや姿を伝えていき仲直りにつなげていくようにした。

言葉

自分の感情を言葉やうなずきなどの仕草で伝えられるようになってきた。聞き取れる語彙も増え二語文、三語文を話す子もいた。子どもの声に丁寧に返し、会話や言葉のやりとりを楽しんでいった。月齢の大きい子は、知っている歌のフレーズを口ずさんだり、保育者や友だちが歌いだすと一緒にうたったりする子もいた。歌に親しめるよう繰り返し歌い合わせ楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2018年度7月のまとめ

食事

食べムラや遊び食べがよく見られた。それぞれ食べようとする意欲は見られるので、側につき、見守ったり介助したりして無理なく進めていくようにかかわっていった。時には、一対一でかかわり励ましていった。下旬から、月齢の大きい子はおやつの時のエプロンをつけないで食べてみたところ、こぼすこともあるがほとんど着替えをすることなく上手に食べることができていた。

排泄

午睡後、トイレに座るとタイミング良く排泄をする子が増えてきた。毎日決まって排泄ができる子もいるので、「できた」と喜びを共有しトイレでの排泄を心地よいと思えるよう言葉かけをしていった。また、保育者の声かけで、自分で水を流し終わりだと納得してトイレから出てくるようになった。

健康

あせもや虫刺されなどの肌トラブルが見られた。汗をかいているので、室温を調整し快適に過ごせるようにしていった。風邪が長引き、鼻水、咳が出る子が多かったので、検温をして体調をみながら外遊び、水あそびなどの活動をしていくようにした。

睡眠

午前の活動で体を使うため、午睡に誘うとすぐに入眠する子がほとんどだった。一方で、体力もついてきたようで布団に入ることをしぶり、立ち歩いたり遊びだしたりする子もいた。寝ている子がいる事を伝え、布団に誘っていった。室温にも気をつけ、快適に眠れるようにしていった。

身体発達

伝い歩きだった子も、一人で立ったり歩こうとしたりする姿が見られるようになった。水遊びが始まり、初めは水を嫌がり涙が出ていた子がいたが、回数を重ねると慣れ、どの子も喜んで水に親しみ全身で触れ遊びを楽しんでいた。

情緒

自分の思いを通そうと、強い主張を言葉や態度で表現しだすようになった。そのため、言葉で上手く伝えられないことから友だちとのトラブルが見られた。保育者が仲立ちとなり、思いを汲み取ったり言葉で伝えたりしながら対応していった。自分の思いが強くなかなか気持ちが収まらない子もいるので、一対一でのかかわりで気持ちが落ち着くようにしていった。

言葉

片言で、「○○くん」と友だちの名前を呼び、やりとりをしようとする子がいた。子ども同士のかかわりも多く見られたので、子どもが片言で伝えようとしている気持ちに丁寧に応えたり、共感したりしていく事を大切にした。月齢が大きい子は、二語文など聞き取れる言葉が増え、保育者や友だち同士での会話を楽しんでいた。月齢の小さい子も、呼びかけに返事や仕草で答えるようになった。言葉に興味を持ち、会話をする楽しさが味わえるようかかわっていった。…

1歳うさぎ組2018年度6月のまとめ

食事

好き嫌いや日によって食べムラが見られる子はいたが、ほとんどの子は意欲的に食べていた。子どものペースや様子を見ながら、無理強いせず進めていった。月齢の大きい子は、あまりこぼさすに食べられるようになり、おやつの時には、エプロンが汚れないことが増えてきた。月齢の小さい子も、コップ飲みやスプーンを使って食べることが上手になってきた。側で見守ったり、難しい時には手を添えたりしながら、自分で食べる喜びを味わえるようにしていった。

排泄

保育者が誘うと素直に応じる子や、友達が行く姿を見て自分からトイレに向かう子など、喜んでトイレに行く子が多かった。便器に座ることにも慣れ、しばらく座っていることができ、そのまま排泄する子もいた。排泄が見られると、「でた」「しーしー」など、言葉で知らせる子もいた。できたら褒め、嬉しい気持ちに共感し満足感を味わえる言葉かけをしていった。

健康

熱や感染症など、体調を崩す子が多く、欠席が続く子もいた。回復し登園するが、咳や鼻水がよく出ていたり、食欲が無かったりとスッキリしないことがあった。体調の変化に気をつけ、こまめに検温したり子どもの様子を職員間で伝えあったりして対応していった。

睡眠

午睡の流れが分かるようになり、食後自分の布団に横になる子が多く見られた。保育者のそばで安心して眠れるようになり、どの子もたっぷりと午睡ができていた。汗をかく子が多いので、快適に眠れるよう室温の調整をしていった。睡眠リズムの乱れから、寝つきが悪い子の姿も見られたので、一対一でのかかわりを大切にし、安定した入眠ができるよう対応していった。

身体発達

保育者の動きを模倣して遊ぶことを喜び、リズム遊びや手遊びなど、いろいろな動作をまねてできるようになった。また、ボールを片手で投げたり、転がるボールを受け止めたりと、遊びの中でも大きい動作をして遊ぶようになってきた。月齢の小さい子の中には、ハイハイやつかまり立ちで遊ぶ子もいるため、体を使ったあそびをするときは、危険のないよう見守っていった。

情緒

保育者とのふれあいを喜び、膝に座ったり抱っこを求めたりする姿があった。しかし、側に友だちが来ると嫌がり時には押したり叩いたりすることもあった。一人一人の気持ちを受け止めながら、友だちとのかかわりを言葉で伝えていった。

言葉

保育者の言葉を理解するようになり、「ないないしてね」と言うと、持っている玩具を元の場所に片付けるようになった。また、絵本を保育者に読んでもらったり、自分でお気に入りの絵本を読んだりする子が多かった。言葉に興味を持ち、絵を指差し「これは?」と尋ねる子や絵を見て「りんご」「ぞう」など簡単な言葉を言う子がいたので、子どもの興味を大切にし、言葉で表現する楽しさが味わえるようなやりとりを心掛けた。…

1歳うさぎ組2018年度5月のまとめ

食事

好き嫌いや食べムラが多く見られた。子どものペースや、自分で食べたい気持ちを理解し、声をかけ見守ったり、タイミングを見て介助したりしていった。手づかみたべもするが、スプーンを持って食材をすくったり、口に運んだりが上手にできるようになった。できた事を褒め、認めていくようにした。また、いらないという合図なのかコップをひっくり返してこぼす子やスプーンを机や皿に打ち付け遊びだす姿が見られた。持ち方や飲み方を繰り返し伝えていくようにした。

排泄

誘うと素直に応じ、自分からトイレに行く子が多かった。トイレに座るとタイミングよく排泄することができ、どの子も拍手をして喜びを表現していた。大いに褒め、嬉しい気持ちを共有していった。また、月齢の大きい子は意欲的に着脱をする姿が見られるようになった。着脱しやすいよう整えたり、難しい所は、さり気なく介助したりして、自分でできた喜びを十分に味わえるようにかかわった。

健康

感染症や熱で欠席が続く子がいた。熱はないが鼻水、咳などの症状が見られる子も多く、鼻水を拭いて清潔にしたり検温をしたりして様子を見ていった。また、肌が荒れている子もいたので、傷やとびひにならないようテープで保護したり、保護者に様子を伝えたりしていった。

睡眠

家庭での睡眠リズムが不安定で、寝不足だったり、午睡の時間になかなか寝付けなかったりする子がいた。また、早起きをして食事の時間に眠たくなり、ぐずる姿もみられた。一人一人のリズムを見ながら、安定した午睡ができるように配慮していった。

身体発達

歩行が安定してきた子が多く、かけっこや階段の上り下りなど、積極的に体を動かして遊ぶ姿が見られた。まだ歩行ができない子も、保育者の支えで歩く事を楽しみ、一人たっちや歩行を促すかかわりをしていくようにした。

また、保育者の動作や踊りの模倣を楽しみ、いろいろな動作ができるようになった。ゆったりとした動きをして見せ、模倣遊びを楽しめるようにしていった。

情緒

抱っこを求め泣いたり、保育者の膝に友達が座っていると怒ったように押しのけたりする姿があった。また、自我が強くなり自分の思いを通そうと激しく泣いて訴える子もいた。要求や気持ちを理解し満たすとともに、時には上手くいかず、悔しい思いを味わうなど、いろいろな思いを経験できるようにかかわった。

言葉

友だちの名前を呼んだり、保育者の呼びかけに「はーい」の返事や言葉で答えたりしていた。聞き取れる言葉も増え、保育者との会話や友達同士でやりとりを楽しむ姿も見られた。絵本の絵を指差し、「これは?」と名前を尋ねる姿もあった。言葉に興味を持つようになったので、丁寧に答えたり、言葉遊びを楽しんだりして発語にも促せるようにかかわった。…

1歳うさぎ組2018年度4月のまとめ

食事

自分で食べようとする意欲が高く、手づかみ食べやスプーン食べを盛んにしていた。しかし、噛まずに飲み込んだり、一度に口に入れようとしてむせたりすることがあったため、一口量をスプーンに載せ知らせたり、「かみかみ、ごっくん」と声を掛けたりして咀嚼を促していった。

排泄

トイレに座ることに慣れ、トイレでの排泄を喜んでいた。タイミングが合うと排泄に成功する子もいた。できて嬉しい気持ちに共感し次の意欲に繋げていくようにしていった。

健康

風邪を引く子が多く、新入園児は体調を崩し欠席する日が続いた。こまめに検温をして体調の変化に気をつけ様子を見ていくようにした。気温が高い日もあったため、衣服の調整や水分補給などをして快適に過ごせるように心掛けた。また、食前の手洗いをするよう声をかけるようにした。流れが分かると自分でできる子もいた。繰り返し声を掛けたり誘ったりしながら習慣になるようにしていった。

睡眠

食事が終ると布団に行く流れがわかり、自ら布団に横になる子がいた。新入園児は、入眠の時に涙が出たり、すぐに目覚めたりすることがあった。一対一でのかかわりを大切にして安心して入眠できるように配慮した。

身体発達

戸外へ出ると、歩行での探索や階段の上り下りなど十分に体を動かして楽しんでいた。まだ歩行が安定しない子もいるため保育者がそばで見守り危険のないように過ごしていった。

情緒

抱っこしてほしいときには泣きながら保育者のそばに来る事があった。甘えたいという気持ちを受け止め、自分で気持ちを落ち着けていけるように見守るようにした。 友だちの使っているものを欲しがる事が多く、トラブルになることがあった。「貸してだよ」と提案したり順番を知らせたりしながら気持ちを共有し、仲立ちをしていった。

言葉

毎日繰り返しうたっている歌や手遊びを覚え、保育者と一緒に口ずさむ子や最後の語尾だけ言葉にする子がいた。また、片言で保育者や友だちとやりとりをしようとする姿が見られ、しっかりと耳を傾け丁寧に言葉で返していけるよう心がけた。絵本を指さし、「これは?」と尋ねるような姿もあり、物や言葉への興味が広がっていた。…

1歳うさぎ組2017年度1月のまとめ

食事

食べこぼしが少なくなったので、おやつ時はエプロンを付けずに食べるようになった。給食もスプーンで最後まで食べようとする子が多いが、中には小さい食材は手づかみをすることもあった。様子に合わせて、スプーンで食べられたときには十分に認め自信となるような言葉掛けを重ねていった。「いただきます」「ごちそうさま」とあいさつができる子もいた。

排泄

保育者がトイレや紙パンツの交換に誘うと、嫌がる子もいた。見通しを持った言葉掛けで誘うようし、無理なく進めていった。月齢が小さい子も、トイレで排尿できることがあった。言葉で十分に認め、自信が持てるよう関わった。

健康

食事前、早く食べたい気持ちから手洗いを嫌がることや、食後は遊びたい気持ちから手拭き、口拭きをしない子がみられることがあった。手洗いの大切さを分かりやすく伝えたり、取り組めたときには十分に認めたりしていった。鼻水が出る子が多く、様子を伝えて拭き取りながら清潔に過ごせるようにした。

睡眠

布団に入ると、自然に眠りにつく子も多かった。布団をかけて欲しい、背中をさすって欲しいなど伝えることもあった。安心して寝られるよう、要求に応えながら入眠を見守った。

身体発達

粘土、紐通し、のりを使った遊びなど、手先を使ってあそべる玩具を多く取り入れ、楽しんだ。一人でじっくり関わる子や、保育者と一緒に遊ぶ子がいた。保育者がゆっくりと関わり、できる喜びを味わうことで、意欲が湧き、くり返していた。

情緒

友だちと一緒にあそぶことで思うようにいかず、トラブルになることも多かった。大きな声で怒り、泣いたりすることもあった。その都度保育者が仲立ちとなり、お互いの気持ちを受け止めながら代弁していった。不安になったり思うようにいかなかったりすると涙が出る子がいた。安心して思いが表現できるよう関わっていった。

言葉

言葉数がとても増え、会話がしっかりとできる子が多くなってきた。あそびの中でも、言葉のやりとりをする姿がみられた。まだ片言で、言葉ははっきりしないが、ゆっくり耳を傾けて一人一人の声に言葉を添えていった。

数を数えることに興味を持ち、紙芝居を数えようとする子もいた。…

1歳うさぎ組2017年度3月のまとめ

食事

スプーンや手を使って意欲的に食べ、全部食べ終わると「ピカピカ」と食器を見せて喜ぶ子もいた。その気持ちに共感し十分に褒め、次の食べる意欲につなげていった。椅子に座るときに足をひじ掛けなどに置いたり、後ろを向いたりする子がいたので、食事の時の姿勢についても繰り返し伝えるようにした。

排泄

紙パンツを交換するときに便座に座ると、タイミングが合えば排尿できる子が増えてきた。紙パンツ交換や便座に座るのを嫌がるときもあるので、一人一人の排尿間隔を把握し、遊びの様子を見ながら声をかけ、紙パンツを交換してきれいになる心地よさが味わえるように関わっていった。また、トイレで排泄できたときは大いに褒め、自信や次の意欲へつなげていった。

健康

日々の寒暖差が激しく、鼻水や咳が出る子がいた。一人一人の体調の変化に気をつけ、衣服の調節をするなど配慮した。「鼻が出た。」と鼻水が出たことを保育者に伝え、自分でティッシュを取って拭き、ゴミ箱に捨てる子もいた。拭き残しがあるときは保育者がさりげなくティッシュで拭き取り清潔に過ごせるようにした。

睡眠

給食が終わると自ら布団に横になり、一人で眠りにつく子や保育者が側につき背中をさすってもらって安心して眠る子がいた。日々の寒暖差が激しかったので、室温に注意し、快適に眠れるよう配慮した。

身体発達

天候の良い日は戸外に出かけ、広場でかけっこをしたり階段を上り下りしたりして、体を動かしてあそんだ。階段を下りるときに両足揃えてジャンプして下りることを喜んでする姿が見られた。安全にあそべるように配慮し保育者が側について見守っていった。室内ではのりを使ったあそびや粘土、ボタンはめなど指先を使ったあそびを取り入れてあそんだ。手先が器用になってきて、集中してあそび、一人でできるようになった子が増えた。

情緒

友だちを誘い一緒にあそぶ姿が多く見られるようになった。一緒にあそぶことで玩具の取り合いになったり、自分の思いが言葉で表現できず、押したり叩いたりすることもあるので、保育者が側につき仲立ちとなってお互いの気持ちを代弁していった。

言葉

ごっこあそびの中で、「いらっしゃいませ!」「ラーメンです。」など、友だち同士や保育者とやりとりをして楽しむ姿が見られる。月齢の小さい子も片言で思いを伝えようとする姿が増えてきた。また、絵本に出てくるフレーズを真似て言う子もいた。子どもたちの言葉に耳を傾け、言葉のやりとりが楽しめるように関わっていった。…

1歳うさぎ組2017年度2月のまとめ

食事

スプーンの持ち方を、「こう?」と言って持ち方を確認する子がいた。また、自然とお椀を持って食べたり手づかみからスプーンの使用が多くなったりする子もいた。十分に認め習慣となっていくよう見守っていった。苦手な食材は、保育者が食べてみたくなるような言葉かけや援助を重ねていくようにした。食べられた時には十分に褒めていった。

排泄

遊びの途中でトイレに行くのを嫌がる子がいたが「この○○が終わったら来てね」「待ってるよ」などと声を掛けて、遊びの様子を見ながら無理強いせずにトイレに誘うようにしていった。着脱は、一人一人のペースに合わせて行い、手を添えたり励ましたりしていった。

健康

保育者の声掛けで、食事の後の汚れや、鼻水が出たことに気が付き、着脱や鼻水を拭き取ろうとしていた。“自分でしたい”という気持ちはあるが、難しい箇所があると大きな声を出したり泣いたりする子もいたので、見守りながら出来ないところはさりげなく援助していった。

睡眠

保育者が側につくと安心して入眠し、中には一人で入眠できる子もいた。一人一人に合った関わりをし、ゆったりとした雰囲気の中で入眠できるよう配慮した。自分で布団をかけようとする子もいた。

身体発達

両足ジャンプや後ろ歩きを喜んでする子がいた。また、粘土遊びやブロックなどを集中して取り組む姿があった。“できない”という思いがあるとあきらめていた子も、じっくりと取り組み遊びが持続するようになってきていると感じた。一人一人が十分に遊べるように場所や玩具を用意し、側について見守り、出来た喜びや満足感が味わえるようにしていった。

情緒

友だちと関わって遊ぶ中で、「○○くん何してるの?」「貸して」「いいよ」などのやり取りも多く聞かれるようになり、友だちと一緒にいろいろな遊びを楽しめるようになってきた。時にはお互い思い通りにならず、泣いたり体で表現したりすることもあった。トラブルになった際には、双方の思いを受け止め、仲立ちとなっていった。

言葉

「○○あったよ」「○○したよ」と月齢が小さい子も、保育者に出来事を報告していた。片言だった言葉がはっきり聞き取れるようになってきた。じっくりと関わり言葉に耳を傾け、丁寧な応答を心がけていった。また、絵本に出てくる言葉を覚えたり、なじみのある歌を口ずさんだりして言葉の響きや簡単な繰り返しを喜ぶ姿があった。…

1歳うさぎ組2017年度12月のまとめ

食事

苦手な食べ物も少しずつだが、食べようとする姿が見られた。また、手で食べる姿が多く見られていた子は、自らスプーンを持ち進んで食べることもあるので十分に言葉で認め、食事への意欲がもてるよう関わっていった。「おいしいね」と言葉にしながら食べる子もいた。

排泄

保育者が「おしっこでたかな」と話しかけると、「出た」「出てない」と返答し、遊びの途中でも保育者の誘いで自らトイレに来る子がいた。着脱も時間はかかるが難しいところはさり気なく援助しながら一人でできる喜びを味わえる体験を大切にしていった。遊びの途中ではトイレにいきたくない子や、便器には座りたくないという子がいたので様子に合わせて対応していった。

健康

食後の口拭きが少しずつ定着し、自分で拭こうとすることが増えた。清潔に過ごす心地よさが味わえるようそばで手を添えながら、丁寧に援助した。食事の前の手洗いでは、一人で蛇口の開閉ができるようになった子もいて、できるようになったことを認めて、次の意欲につながるよう関わった。

睡眠

給食が終わると、自分の布団に入り横になる子が多かった。一人寝が出来る子もいるが、なかなか寝付けない子もいる。子守唄を歌ったり、優しく背中をなでたりして安心して眠りにつけるようにしていった。

身体発達

ジャンプの動作やステップを喜んでするようになった。戸外では友だちや保育者と関わりながらかけっこを楽しんでいた。繰り返しの遊びの中で、やってみたい気持ちを大切にし、危険のないように見守っていった。

情緒

「代わって」「貸して」と場所や玩具の順番を意識しながら友だちとのやりとりをする子がいた。子ども同士の関わりが増え、気持ちのぶつかり合いからトラブルになることもあったが、思いを表現することができるよう仲立ちとなっていくように心掛けた。

言葉

2語文や3語文で友だちや保育者と言葉のやりとりをしていた。動物、食べものなど、身近なものは絵本や玩具に触れながら名称を言っていた。「○○だね」と言葉を復唱し、言葉でのやりとりをする楽しさや喜びが味わえるように工夫した。…