0歳りす組2017年度8月のまとめ

食事

完了リズムに移行した子は、手づかみやスプーンを持って自分で食べようとする姿が見られるようになったり、おやつのせんべいを意欲的に食べたり、ストローマグでミルクを飲むことにも慣れてきた。中期食の子も、食べる事を喜び、声を出して食べたい意欲を表していた。スプーンを握ることや、お椀を持つことなど、自分でしたい気持ちを大切にし、介助をしていった。

排泄

排尿量を確認し、体調にも目を向けながらおむつ交換を行っていった。一人一人に優しく声を掛けて、スキンシップをとりながらおむつ交換をしていくようにした。活発に体が動くようになってきて、仰向けで寝転んだ状態を嫌がる子もいた。様子にあわせて歌を歌ったり、玩具で遊びながらおむつ交換ができるように関わった。

健康

新入園児は初めての園生活で、発熱・鼻水・咳などの症状が見られた。機嫌や体調の様子を見て変化がないか見守っていった。朝夕が少し涼しくなったので厚着の子もいた。日中暑い日は、衣服の調節をして快適に過ごせるように配慮した。また、とびひの続く子がいた。家庭と連携し見守っていくよう心掛けた。

睡眠

新入園児は、物音で起きていたのが睡眠時間は一定になってきて、まとまって眠る日もあった。登園時間の早い子は、朝眠くなったり、泣いたり機嫌の悪い時があった。様子に合わせて足しミルクを飲めるようにしたり、起きてから食事をしたりした。また、一人一人とゆっくり関わりながら入眠できるようにしていった。

身体発達

水遊びは、皮膚疾患や体調不良により、続けて入ることは難しかった。新入園児の中には、初めての水遊びに戸惑いながらも水に触れたい気持ちがうかがえる子もいた。ゆっくりとたらいの水に手を伸ばしたり、たらいの中で手を動かしたりしていた。手遊びや踊りなどをすると、つかまり立ちをして足を屈伸させたり手首を動かしたりしてリズムを取っていた。また、好きな体勢で遊べるようになり、伝い歩き、つかまり立ち、腹這いで長い時間遊ぶことができるようになってきた。

情緒

友だちに関心が出てきて、髪を引っ張ることがあった。「あー」と大きな声を出し、友達と関わりたい気持ちを受け止め危険がないよう安心して遊べるよう仲立ちとなっていった。新入園児は慣らし保育中最初は母と別れてから、よく泣いていた。涙も少しずつ少なくなり、保育者や友だちと目が合うと微笑むこともあった。

言葉

月齢の大きい子は、指差しをしながら喃語を発していた。中には、欲しいものがあると一語文で知らせることもあった。要求に丁寧に言葉や対応で応えていった。食事中にしきりに喃語を発す子もいた。保育者とコミュニケーションを取りながら楽しくやりとりできるよう心掛けた。

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