健やかに伸び伸びと育つ
少しずつ身の回りのことに関心を持つようになり、ズボンの着脱を介助していると、自らズボンを持とうとしたり、食事を見ると手を洗いに行こうとしたりして、見通しや意識をした行動が少しずつ見られるようになった。皆、乳児食に移行したが、形状に戸惑うことなく良く口を動かして食べている。移行保育は、普段から遊びに行っている部屋だったので、とまどいや不安な様子を見せることなく、喜んで入室して遊んでいた。
身近な人と気持ちが通じ合う
好きな遊びや保育者との関わりを通して、他児と関わる姿が良く見られるようになる。気の合う他児と食事が一緒になると、喃語や簡単な言葉、仕草でやり取りして笑い合ったり、ままごと遊びでは「かんぱい!」とコップを合わせて一緒に飲み物を飲む見立て遊びを楽しみ、一緒に遊ぶ楽しいひと時を共有するようになった。
身近なものと関わり感性が育つ
広々とした広場でたくさん歩いて散策する中で、小石や花、砂等を見つけて、見たり、触ったりして遊んでいた。また、一人が興味関心を示すと他児もその様子に気づいて、見に来たり、真似してしたりしていた。戸外に出られない日には、マット遊びをすると、マットの上でジャンプしているかのように屈伸運動を盛んにして、マットの上の感覚を楽しんでいた。