健やかに伸び伸びと育つ
9月に入っても気温の高い日が続き、沐浴期間を伸ばし、その日の活動やこどもたちの様子を見ながら沐浴をして清潔を心掛けた。離乳食は、家庭と連携を取りながら、初期食から中期食、後期食から完了食へと進む子がいた。形状や味が変わることで、食べるのが、進まなかったり食べることをためらったりすることもあり、「おいしいね。」「もぐもぐできたね。」と意欲的に食べる気持ちを育むようにした。高月齢児は歩行、伝い歩きをするようになり思い切り歩行を楽しむ姿が見られる。低月齢は、ウレタンマットの階段や坂道にも挑戦するようになる。
身近な人と気持ちが通じ合う
友だちに近づき、顔を触ろうとしたりその子が持っている玩具に手を伸ばしたり興味を持って友達との関わりが増えてきた。楽しそうなあそびをしている子の周りに集まり玩具や絵本を取り合う姿も見られた思いを伝えようとしている時は、「○○したかったね。」「○○だね。」等言葉で代弁した。友達や保育者を指差しすることが多くなり名前を教えると嬉しそうに笑い、名前を呼ばれた子は、「はーい!」と返事し手をあげたり振り向いたりして反応している。
身近なものとの関わり感性が育つ
高月齢児には、木のつみき玩具のポットン落としの□△○などの型に入れようと繰り返していると、〇の型はめは、型がわかる子もいて上手く手首を動かせるようになっていた。
低月齢は、高月齢児の真似をしようとする事が多く、絵本を持って来て読んでもらったりめくったりする姿も多かった。また、積み木を崩すことが楽しみだったが、保育者の真似をし、積み木を積もうとする姿も見られた。
保育者の膝に乗って“バスにのって”の触れ合いあそびを楽しむ子どもたちは、ダンボール箱に入り込んでその1人だけの空間の中で“バスにのって”を歌うと体を動かして遊ぶ姿が見られた。