健やかに伸び伸びと育つ
先月に引き続き咳や鼻が出ている子どもが多い。また、月後半に嘔吐や下痢の子どもが出た。散歩は控えてホールや保育室で無理せずゆっくりと過ごした。
高月齢児はホールでダンスや巧技台、トンネルなど出した。子どもの発達に合わせて環境設定を行ない自由に遊べるようにした。
低月齢児はミルクを飲む量が増えた。手足をたくさん動かして玩具で遊んでいた。腹ばいになった子どももいて、マットの上に寝転んで伸び伸び過ごした。
身近な人と気持ちが通じ合う
高月齢児は、自分の気持ちを言葉やしぐさで伝えて、思いが伝わることを喜んでいた。
絵本を持ってきて「よんで」と伝えて読むことを楽しんでいた。また、玩具を貸してほしい時にも、他児に「かして」と伝えていた。うまく伝わらない時は、保育者が一緒に伝えたり、代弁したりして気持ちを伝えていた。使っている時は、まだ使っているからあとで貸してもらうことを伝えるようにした。
低月齢児は、保育者や他児が話しかけると笑顔を見せることが増えた。抱っこしてあやしてもらったり、他児と一緒にホールに出て遊んでいる様子を眺めたりすることを楽しんでいた。
身近なものと関わり感性が育つ
高月齢児は絵本や保育者や友達との会話を通して言葉を発することが増えた。特に絵本が好きで保育者に読んでもらうことを喜んでいる。食べ物が出てくる絵本だと食べる真似をしたり、「ブーブー」などの絵本に出てきた言葉をくり返し発したりしている。
低月齢児は玩具に興味を持ちはじめた。音が鳴る玩具を揺らしてみたり、吊り玩具に手を伸ばしたりして玩具を揺らして楽しんでいた。