健康
●月前半、溶連菌、発熱の症状が見られる園児が数名いたが、後半になってくると風邪症状等もなく、元気に過ごすことができていた。
●夏を健康に過ごしていくために必要な生活の仕方を伝えていったことで、声をかけずとも水分補給をしながら水に触れたり、日陰で休憩したり、自分達で考えて行動できるようになっていた。
人間関係
●夏休み期間で園児数が少ないということもあり、異年齢の友達と一緒に過ごす機会を多くもつことができた。年下の友達に慕われることで、同級生の友達と過ごしている普段の姿とは違った優しさや頼もしい姿を見せていた。
●転園予定の友達や夏休み期間中休みの友達に対して、寂しさを言葉や態度で表現する姿があった。お別れの手紙を書いたり、次会える日に期待を膨らましたりしながらクラス全体の関係を深めていた。
環境
●様々な夏ならではの遊びを取り入れるとそこからいろいろな発見をしたり、試行錯誤したりして思い切り楽しむ姿があった。ダイナミックに遊ぶ中でも、約束事を守り、安全面に気を付けて活動することができていた。
●今月に入り、ようやく育てていたきゅうりを収穫することができ、喜びを感じていた。きゅうりを割って観察してみると中に種が入っていることに気づき、芽が出るか試してみたいとプランターに植える姿があった。
言葉
●虫捕りや飼育、野菜の栽培等を通して、園児から「かわいそう」「もったいない」等の言葉が聞こえてきた。セミを“クラスに持ち帰るか”“逃がしてあげるか”や収穫した野菜を食べ残すこと等について園児同士で意見を交換しながら命の大切さについて触れる姿があった。
表現
●廃材でより様々な工夫をしながら物作りをするようになってきた。家やキッチン、食べ物、楽器等を作っては人形遊びやごっこ遊びに取り入れ、自分達の遊びを発展させて楽しんでいた。完成した作品を保護者に説明しながら披露し、思いや喜びを共有して幸せを感じていた。