5歳ぞう組2023年度7月のまとめ

健康

●熱中症警戒アラートが出ていた日が多く、室内での活動が多かった。室内でもこまめに水分補給をするよう声を掛けたり、室温を調整したりして快適に過ごせるようにしていった。
 熱中症の危険性について伝えていたこともあり、意識して水分補給や日陰での休息、水を体にかけて冷やすなど健康に過ごそうとする姿が見られた。
●汗をかいたときにはシャワーをして汗を流した。自分で体を洗ったり拭いたりすることも上手くなり、「お風呂やさんみたい」と気持ち良さを味わう姿があった。周囲の目を意識して裸になる前にタオルを巻くなど、工夫していた。

人間関係

●ラキュ-やレゴブロックなどいくつかの玩具を組み合わせて大作を作る子が多くいた。
一人が始めるとその楽しそうな様子から次々に友だちが集まり、それぞれが作った作品を組み合わせて遊ぶ姿が見られた。時折、自分のやりたいことが伝わらず葛藤する様子も見られたが、複数人で遊んでいたことで友だちが仲介人となり、解決に繋がることが増えてきた。
●朝夕の合同保育や戸外遊び、兄弟児が繋がりとなり異年齢での関わりを積極的に行っていた。遊んでいる中に異年齢児がくると快く受け入れ、遊び方を優しく伝える姿があった。普段は異年齢児と関わりが少ない子も友だちの弟妹の名前を覚えて、廊下ですれ違うと声をかける姿あった。

環境

●水あそびの中に色水や氷、毛糸を使って流しそうめんごっこなど変化をつけることで、より盛り上がっていた。一度「こういうのもあるよ」と提案すると次の日も「またやりたい」とくり返し楽しむ様子があった。中でも竹を使って遊ぶことに夢中になり、自分たちで竹をセッティングし角度を調整すると玩具や氷を滑らせたり、色水を順に流し、色の変化を楽しんだりと様々な遊び方を試していた。
●クラスの子からアゲハ蝶の幼虫やサナギをもらい、観察をした。葉っぱを食べる姿やうんちをする姿、サナギになる準備をする姿などを身近で見ることが出来た。アゲハ蝶の種類について図鑑で調べる姿も見られた。

言葉

●夏まつりごっこを通して、お店屋さんとお客さんになりきって「いらっしゃいませ~」「ひとつください」などやりとりを楽しむ姿が見られた。お店屋さん同士でも商品を渡す人やスタンプカードにチェックをする人など役割分担をしながら取り組んでいた。

表現

●夏まつりごっこやスイカ割りなど、楽しかった思い出を絵に描いた。特に夏まつりごっこでは、神輿担ぎや出店、盆踊りなど自分の中に残っているシーンを思い思いに描き、楽しかった思い出として残すことが出来た。描いていく中で出店の看板を書こうと文字に挑戦する子、ホールの飾り付けを思い出し、色を再現しながら描く子など個性あふれる作品となった。その後子どもたちが見える位置に飾ると、見返しながらお互いの絵を褒め合う姿もあった。

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