5歳ぞうぐみ2020年度6月のまとめ

健康

自粛後、戸外で遊べることを喜び、園庭を広々とかけ回る姿が見られた。その際、自粛中の運動不足等に配慮し、子どもの体力や体調等に合わせて、少しずつ運動量を増やしながら身体を動かす遊びを紹介していった。すると、それぞれのペースで遊びを楽しみながら、徐々に体力を戻していく様子がうかがえた。

人間関係

気の合う友だちと誘い合って生活や遊びを進める姿が見られた。一方で、自分と異なる考えを受け入れにくく、友だちを拒む場面も見られた。その際は、保育教諭等がそれぞれの話を聞き、受け止めていった。また、活動の中ではみんなと親しみ合える遊びを紹介したり、「友だち」をテーマにした絵本の読み聞かせをしたり、全体の場で話し合う機会を設けたりして、友だちとのつながりを促していった。

環境

適時、子どもの興味や発達に合わせて教材や玩具等を入れ替えていった。すると、使い方が分からない時は保育教諭等に尋ねながら、進んで試す姿が見られた。また、6月から登園を始めた子どもも心待ちにしていた登園を喜び、自ら新しい環境に関わりながら、徐々に新しい園生活に慣れていった。

言葉

友だちや保育教諭等と身近な出来事を伝え合う姿が見られた。

また、言葉遊びの絵本を読んだり、クイズを出し合ったりして、言葉の楽しさを味わう姿も見られた。また、文字を書くことにも興味を持ち、身近な人に手紙を書いて自分の思いを伝える姿もあった。その際、分からない文字があると保育教諭等に尋ねたり、仮名表を見て自分で調べたりしながら書き進める姿もあった。

表現

活動で知った身近な材料を用いる制作を自分なりに発展させて、工夫することを楽しむ姿が見られた。また、歌を歌う際は、それぞれの感性を認めながら、自由に身体を動かすことを促していった。すると、リズムに乗ってステップを踏んだり、踊ったりしながら、表現することを楽しむ姿が見られた。

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