健康
日々の活動を通して時計を見て行動するという習慣がついてきている。次の行動に移るときには必ずといっていいくらい、「先生、長い針がいくつになったら?」と聞くようになり、見通しを持って行動に移す姿が増えてきた。また、遊びを通して自分の意見を伝え合い、お互いの気持を認めて遊びを発展させている。子どもたちの状況に合わせて関係が広がるような関わり方を引き続きしていく。
人間関係
いろいろな玩具を組み合わせて遊ぶことが上手く、同じ遊びを考えている友だち同士でお互いのアイデアを話して助け合いながら遊ぶ姿が見られる。折り紙で折り方がわからないと、今までは保育教諭等に手伝ってほしいことを言っていたが、折り方を知っている子に教えてもらう、知っている子は折ってあげるのではなく折り方を教えてあげるように伝えると、わかりやすく伝えようとしている様子が伺えた。それぞれが学ぼうという気持ちを持つようになってきている。
環境
当番活動が始まり、一人ひとりが自分の当番の日を楽しみにしている様子が見られる。自分のグループの人数を数えて必要な分の材料を持っていき配布したり、人前で名前などを言ったりし、繰り返し続けることで自信をもって行うようになってきている。友だちが困ったり迷ったりしていると手助けしたり、もっと良くしようと工夫したりしている。
言葉
当番活動を始めたことで、人前で堂々と言葉を発するようになってきていると感じる。話し方も相手に伝わるように話そうと何回も言っている姿が見られたり、伝わったかどうか確認して相手が頷くとホッとした表情が見られたりと、自分の言葉で伝えようといろいろ考えている。上手く伝わらず保育教諭等に助けを求めてきた時は一緒に考え、考えがまとまると相手に伝えに行く、という姿を見て成長を感じた。
表現
物を作り出す力(想像力、創造力)が長けていて、遊びを通して日々変化し続けている。平面だったものが立体になってきたり、自分の記憶をたどって実際にあるものを再現しようとしたりと、楽しみながら行っている。大好きなキャラクターの色をプリズモ、アイロンビーズ、ブロックなどで表現し、友だちのものと比べてお互いの評価をすることもあり、気に入ったことは取り入れようとする気持ちを持ち始めてきている。これからも子どもたちの意欲を掻き立てられるような環境を用意していきたい。