食事
○食事の時間を喜び、おかわりをするほどよく食べる姿があった。食前、食後の挨拶をする姿が少なかったので、食事の挨拶を保育教諭等と一緒に行いながら習慣付くよう働きかけていった。
睡眠
○新しい環境になり、初めはなかなか寝付けない子もいた。保育教諭等との関係が深まってくると絵本を読んでもらったり、「トントンして」と甘えたりしながら安心して寝付けるようになってきた。
排泄
○「おしっこでた」「トイレいく」等と言葉で教えてくれている。また、オムツ替えやトイレに座ることを嫌がる子はおらず、すすんで清潔に過ごすことの心地よさを味わうことができていた。
健康
○咳、鼻水の出る子が多く、家庭と症状を共有しながら対応していった。咳、鼻水の症状以外に熱が出ることはなく、大きく体調を崩さずに過ごすことができた。鼻水が出ると「はな、でた」と拭いて欲しいことを保育教諭等に伝える姿があった。
身体発達
○戸外で遊ぶ時間を多く設けると、初めは「お部屋入りたい」と言ったり、保育教諭等の後を付いて回ったりと、遊び込めない様子が多く見られた。保育教諭等が遊びを提案したり、一緒に体を動かしたりと戸外で遊ぶことの楽しさを共有していくことで、自分で好きな遊びを見つけられるようになり、「まだお部屋入りたくない」というほど、じっくりと遊び込めるようになった。
情緒面
○新しい環境になり、大きな変化は見られなかったが、新しい担任との関係や生活の流れが定着するまでは、廊下へ飛び出たり、手が出たりと落ち着かない姿があった。担任との関係ができてくると少しずつそういった姿は減り、安心し落ち着いて過ごせるようになってきた。
言語
○上手く気持ちを伝えられず、手が出てしまう子が多くいた。手が出てしまった子の気持ちを代弁し受け止めつつ、言葉で気持ちを伝えられるよう「かして」「やめて」等と簡単な言葉で、保育教諭等と一緒に表現できるよう働きかけていった。