1歳うさぎぐみ2020年度1月のまとめ

食事

手づかみで食べることもあるが、声を掛けると食具を使って食べようとしている。麺類や肉、魚など一口大の大きさの食材をフォークですくったり、刺したりして食べることが上手くなってきた。今月は、お正月などで食べる田作りや赤飯があり、最初は見た目で口に入れようとしなかったが、一口食べてみると美味しいことがわかり、おかわりするほど気に入る子もいた。

睡眠

体力がついてきているようで、昼食後すぐに眠くなる子が減ってきた。絵本を布団の所に持ってきて寝転がりながら見たり、人形を自分の横に置いて一緒に寝ながらトントンと寝かしつけようとしたりして、しばらく布団の上であそんでから眠る子が増えた。一人一人の眠りたいタイミングで眠れるよう見守り、必要な時は体をさするなどしていった。

排泄

股の辺りを触りながら、「しっし」と言ったり、「おしっこ出た」とはっきり排尿を伝えたりするようになる。オムツに出ていない時便座に座ると、タイミングがよければ排尿できるようになってきた。「でた~」と保育者に伝え、褒められることで意欲につながっていった。便座に座る→水を流すという一連の動きを嫌がらずにしている。

健康

気温と室温の差に気をつけながら調節し、快適に過ごせるようにした。また、肌が乾燥してかきむしったり、ひび割れたりしている子には、身体を清潔にして保湿するなど看護師と連携を取り、対応した。以前は手のひらをこすり合わせるだけで、手洗いをすぐに終えてしまう子が多かったが、一人一人丁寧に一緒に手洗いすることで、手の甲や指の間、爪の先まで、自分で洗うようになってきた。

身体発達

戸外では、ペダルに足をのせて三輪車をこぐことができるようになってきた子が増え、スピードを出しながらもハンドルを操作してバランスを取れるようになってきた。大縄でヘビのようにくねくね揺らすと、縄を踏まないようにまたごうとしたり、登り棒などにつかまりながらタイヤの上で両足ジャンプをしたりと、バランス感覚も発達してきた。

手あそびの歌に合わせて指先を1本ずつ動かしたり、曲に合わせて自分のイメージで踊ったりするようになってきた。飽きないように様々な手あそびや曲を用意し、楽しんで体を動かせるようにした。

情緒面

友だちのしていることに興味を示し、一緒にしたいと近寄ったり玩具に触ったりすると、友だちは一人であそびたい、とお互いの気持ちが合わずに叩いたり、「ダメ」と言ったりする。その都度お互いの気持ちを代弁して、どうしたらいいかを伝えていった。繰り返し伝えることで、子どもたち同士で「いいよ」などの声が聞かれるようになった。

「自分で」「いや」という気持ちが強くなってきており、思い通りにいかないと物を投げたり、友だちに当たったりする姿が見られるようになってきた。気持ちに寄り添い、抱っこをしたり体をさすったりして側につくと次第に落ち着き、気持ちを切り替えることができるようになってきた。

言語

会話が少しずつ成り立ってきた。人や物の名前、色など身近にある気になることに興味を示し、「これは?」「何?」「だれ?」と聞いてくることが増え、それに答えると真似して言おうとしていた。季節の歌、童謡、手あそび歌など楽しみながら覚えられる曲を選び、提供していった。

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