食事
高月齢児は食具を使って自分で口に運ぶ姿が見られるようになってきた。低月齢の子どもたちも少しずつ食事の形状に慣れ、口を動かして食べることを楽しんでいる。食事の時間を通して「自分でやってみたい」という気持ちも育ってきている。
睡眠
生活のリズムが整い、布団で落ち着いて眠ることができるようになってきた。安心できる環境の中でぐっすり眠る姿が増え、目覚めたあとも機嫌よく過ごすことが多くなってきている。
排泄
おむつ替えの流れに慣れ、おむつがきれいになるとすっきりした表情を見せる子もいて、排泄の心地よさを少しずつ感じているようである。おむつ替えの時間は保育者とのスキンシップや、やり取りの時間としても安心できるひとときになっている。
健康
上旬には発熱などの症状でお休みする子もいたが、後半になると鼻水などの症状が多少見られる程度で、元気に過ごせる日が多かった。こまめな水分補給や衣服の調整を行いながら一人ひとりを丁寧に見守っている。体調が落ち着いたあとは、戸外遊びや室内での全身を使った遊びも楽しみ、笑顔が多く見られた。
身体発達
つかまり立ちができるようになった子や、一人歩きに挑戦する子もでてきた。段差を上がる遊びを取り入れると、体を上手に使って登ったり降りたりする姿が見られ、バランス感覚や体の動かし方がぐんと育ってきている。
情緒面
低月齢の子どもたちの中には人見知りをする姿も見られたが、安心できる環境の中で穏やかに過ごしている。保育者の顔を見ると、にこっと笑顔を見せてくれることも増え、信頼関係が更に深まってきている。
言語
気持ちを喃語で表現する姿があり、声を出すこと自体を楽しんでいるように感じられる。声を出して保育者に応えようとしたり、やり取りを楽しもうとする様子も見られるようになってきた。