4歳きりんぐみ2021年度12月のまとめ

健康

室内ではプリズモやアイロンビーズなどで細かい部分まで考え、指先を使った遊びを十分に楽しんでいる。戸外では三輪車で競争をしたり、鉄棒で逆上がりや足掛け、足抜き回りをしたりして体を動かしている。ボールに興味を示すようになり、投げる、蹴るなどの動きも増えてきている。

その後の着替えなどでは、脱いだ物は自らたたみ、所定の位置に片付けてから次のことを行うという流れが出来ている。

人間関係

遊びの中でいろいろな意見を出し合ってごっこ遊びを楽しむ姿が見られる。その様子を他の子が見ていて、声をかけて一緒に参加するなど遊びの輪が広がってきている。発表会を通して自分のことだけでなく友だちのしていることにも関心を示し、気にかけて声をかけたり互いの状況を褒め合ったりする姿が見られた。このような関係が今後も築けるような環境を作っていきたい。

環境

空の雲の形や風の冷たさ、葉の色などに気付き、感じたり驚いたりといろいろな表情を見せている。特に氷や霜柱を見つけた時は足で踏む、手の平にのせて触るなどして感触を体感している。また、異年齢で活動する機会もあり、5歳児に対して尊敬する表情が見られたり、3歳児には手を繋いで一緒に行動するなど思いやりの気持ちが見られたりしていた。

言葉

数字・数に興味を持つようになり、時計を見て行動する、物や人の数を数えるなど生活の中で自然に覚えられるようになってきている。今までは作品を作った後、自分で名前を書くことはあったが、今はそれ以外でもいろいろな紙に文字や数字などを書くようになってきている。わからない時は人に聞いたりひらがな表を見たりして書こうという姿勢が見られるため、この気持ちを大事にして、今後も活動の中に取り入れていくようにする。

表現

発表会を通して更に表現する力がついてきているように思う。最初は恥ずかしがっていた子も、回を重ねる毎に曲調やリズムに合わせて少しずつ体の動かし方が大きくなり、その日その時の気分で表現を変えるようにもなっていた。友だちと同じ動きをしたり、歌いながら踊ったりと自分の世界に入り込む姿も見られる。遊びの中でも役割を決めてごっこ遊びをするなど、お互いの気持ちを伝え合って遊べるようになってきている。

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