1歳うさぎぐみ2020年度10月のまとめ

食事

食事の好みがはっきりしてきているが、美味しさを伝えたり、少しでも口にした時褒めたりすると、興味を持ち食べようとする姿が見られるようになってきた。食欲もあり、おかわりをする回数も増え、特に汁物は気に入って食べる子が多かった。

睡眠

食事後、着替えをして昼寝に入るが、布団の周りを走って楽しむ姿が見られる。ある程度動き回ると、少しずつ布団に寝転がるようになる。寝転がると一人で入眠できる子も増えてきた。途中でうなされるように泣く子もいたが、背中をさすったりトントンしたりすると落ち着き、再度入眠することが出来た。

排泄

「しっし、でた」と言葉で伝える子が増え、排尿したという感覚がわかり始めてきている。また、ズボンだけでなくオムツも自分で脱ぎ、そのまま便座に座るという一連の行動をスムーズに行えるようになってきた。タイミングがいいと、座って排尿できる子もいて、できたことを褒めて意欲につなげていった。

健康

寒暖差が激しいため、鼻水や咳の症状が多く見られた。鼻水が出たことを知らせたり、自分で鼻を拭こうとしたりする行為が目立った。自分で鼻をかみたいという意欲を認め、最後に保育者が綺麗に拭くと満足し、清潔になったことですっきりとした表情が見られた。鼻水や咳の症状がひどい時には、保護者との連携を密にし、看護師に相談しながら対応していった。

身体発達

鉄棒でぶら下がるだけでなく、足をお腹に引きつけたり、今まで三輪車に乗った際、地面を蹴って走らせていたのが、ペダルに足をのせてこぐことが少しずつできるようになり、筋力の発達と物(遊具)の操作ができるようになってきた。ボールを投げる、蹴ることに加えて、転がってきたボールを両手で受け止める、蹴るというように、目と手足の連携も更に発達してきた。

ブロックをつなげる数も増え、組み立て方もただつなげるだけでなく、物に見立てて作り、あそぶようにもなった。一人ひとりの発達に合わせてできることと、もう少し頑張ればできる、ということを考え、あそびを提供していった。

情緒面

嬉しいこと、楽しいことがあると、友だちと共有しようとする場面が増えてきた。そのため自分の思いが相手に伝わらなかったり、思い通りにいかずイライラしたりする姿が見られるようになってきた。その都度子どもの気持ちに寄り添い、思いを代弁するなどして仲立ちしていった。お互いの気持ちが同じ方向を向いていると、手をつないだり、一緒にごっこあそびを楽しんだりする姿も見られるようになってきた。

言語

絵本や手あそびなどの歌を一緒に歌うようになってきた。まだはっきりとした言葉ではないこともあるが、真似をして言い直そうとする姿も見られる。

二語文で話すことが増え、思いを伝えられるようになってきている。思うように言葉で伝えられない時は、身振りでも伝わるように知らせたり、一緒にいて代弁したりした。あそびの中や絵本、手あそびなどを通して言葉を発することの楽しさを伝えていった。

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