健康
初めての環境の中で、不安な気持ちが大きく涙が出る子、トイレに行きたいと知らせることが難しい子の姿があった。
保育室、ホール、園庭とそれぞれ好きな場所と遊びを選び過ごした。体を動かしたり、指先あそびをじっくりしたりなど子どもたちのやりたい気持ちに応えられるような対応を心掛けた。
食事については、ほとんどの子が意欲的に食べる姿があった。給食室に見学に行くことで食べることへの興味や、食材から食事のメニューをイメージするなど食事を楽しめるよう意識していった。
人間関係
はじめは一人遊びが中心だったが、保育者やあそびを仲立ちとして、少しずつ友だちとの関わりが増えていった。
担任以外の職員や異年齢児との関わる機会が多くあり遊んだり触れあったりして楽しむことができた。
少人数の登園ということもあり、丁寧な言葉掛けや、やりとり、見守りをするなどの対応を心掛けた。
環境
玩具や絵本、遊具などに興味をもち自分なりの遊び方で楽しんでいた。玩具のカゴを大きさや数、形、色で分けて、遊び心がわくような配置、片付けに意識が向くような環境づくりをしていく。
言葉
ひらがな、カタカナ、アルファベットなどの文字に興味を持つ子が多く、自分なりの言葉でしりとりや手紙を書くなどの遊びを楽しんでいた。
しりとり遊びのルールがわからない子には、言葉を紙に書き視覚と一致してくると次第に理解していった。
表現
クラスの誕生会では、誕生日の歌を子どもたちが、自ら歌う姿が見られた。
新しい環境や、保育者に慣れず、自分の思いを伝えることが難しい子の姿もあった。子どもの気持ちに気付いて汲み取り、丁寧な言葉掛けや安心感のある関わりを心掛けていった。