健康
●発熱や下痢、嘔吐の症状が流行し、欠席する園児が多くいた。体調の変化が見られた場合には迅速に対応し、保護者にも注意喚起を行っていった。
●天気の良い日が続き、戸外で遊ぶ機会を多くもつことができた。園庭では、鬼ごっこやサッカー等ルールのある遊びを楽しんだり、鉄棒や登り棒、縄跳び等に挑戦したりする姿が多くみられた。暑さを感じると、積極的な水分補給、日陰を探す、水に触れて遊ぶ等、自ら考えて行動する姿もみられた。
人間関係
●春休み明けに友達と再会できたことを喜び、丸ドッチボールやリレー等の集団遊びにも意欲的に取り組んでいた。また、新しいグループでの活動を始めると、少しずつ交友関係を広げている。
●年下の友達へ入園進級メダルを制作してプレゼントをする等の役割を通して、年長児として自覚をもち、喜びが味わう姿がみられた。各クラスが落ち着いてきたら、異年齢でかかわる機会を作って交流を図り、より思いやりの気持ちを育めるようにしていきたい。
環境
●新年度が始まり、喜びを感じて意欲的に過ごしていたが、生活面で変わりのないこともわからなくなってしまったり、些細なことで強いこだわりを見せたりと、戸惑いや気持ちの不安定さ、疲れ等の姿もみられた。園児の気持ちを受け止め、身の回りの準備について丁寧に伝えかかわっていくことで、次第に安心して過ごせるようになった。
●ビンゴカードを使用して散歩に出掛け、春の草花に触れた。よく観察をして区別をしたり、名前を覚えたりとする姿がみられた。今後も自然との関わりを大切にし、興味関心を広げられるようにしていきたい。
言葉
●グループ名決めやリレーの順番決め、どの夏野菜を育てたいか等、友達と話し合いで活動を進めていく機会を多くもった。お互いの意見を聞き合ったり、意見をひとつにまとめたりするにはどのようにすればいいか等のヒントを伝えていきながら園児同士で話し合いをしていく経験を積んでいった。
表現
●こいのぼり制作で、初めてマーブリング技法に触れる。画用紙にきれいな模様が付くと感動する姿がみられた。また、8個の丸をはさみで切って目玉を作っていった。集中力を切らさずにしっかりと線を捉えながら切っていくことができていた。
●保育室に工作ができるよう制作コーナーを設置した。様々な素材からイメージを膨らませ、立体的なロボットや魚、おしゃれな飾り等を作り上げて自由に制作する楽しさを味わっていた。