5歳ぶどう組2020年度6月のまとめ

健康

登園自粛が続いているが保護者の仕事再開に伴い、登園する子が増えてにぎやかになってきた。新型コロナウイルスの感染予防のため、ご家庭においても

健康状態に留意されたようで鼻かぜが1名いたもののほぼ全員が体調を崩すことなく元気に過ごせた。園においても手洗いうがいの強化、室内換気消毒、給食や午睡などでは密にならないような配置に努めた。天気の良い日は水分補給をしっかり摂取しながらどろんこ遊び、水遊びなど楽しんだ。戸外で遊んだ後はシャワーを浴び体を清潔にすることに努めた。

人間関係

異年齢保育からクラスの活動へ変わり、クラスで過ごすことをとても喜んでいた。仲間意識がはっきりして気の合う友だちと遊ぶ姿が見られるが、いつも一緒というわけではなく、「今は違う遊びをしたい」と離れていることもある。一緒に遊びたいのにと保育者に嘆いてくる子もいるが、周りを見渡して他の遊びを見つけられるようになってきた。お互いその繰り返しを経験して、人との付き合い方やほどよい距離感を学んでいる。また遊びを楽しむなかで、いつも自分の思い通りにはならず、楽しく遊ぶためには相手に寄り添っていかなければならないことに気づいた姿が見られた。

環境

5月に植えたきゅうり、なす、ラディッシュ等の夏野菜の生長観察を続けている。戸外へ出るときは必ず全員で観察し、生長の変化をその都度カメラに収め模造紙に貼りだし関心をもてるようにした。文字に興味を持てるように

月の歌の歌詞を貼りだし長い歌も頑張って覚えられるようにした。時の記念日に空き箱を使って時計を制作したが更に時間に見通しを持てるようにマグネットになった長針短針を利用し活動の切り替えの時間を教えている。

言葉

毎日帰りの会を開き、一日の振り返りや翌日の活動を伝えている。また月の歌を歌い当番に前へ出てきてもらい自分の名前をいったり、他児からの質問を受けたりなど人前に立ち話をする機会をもつようにしている。何かを伝えたい時に、単語だけをいうのではなく「~をください」など文にして話すことや何かをしてもらったときに「ありがとう」と言えるように導いている。

表現

時間に興味をもてるように空き箱を使って時計を制作した。文字盤に1~12までの数字を書き長針短針も付けた。「次はどうするの?」と聞く子もいたが自分で考えながら進めていく姿も見られた。七夕飾りでは折り染めに挑戦し広げた時の模様や色の広がりに感動し何枚も楽しんでいた。ハサミを使った網かざりも途中で切れてしまうこともあったが頑張って仕上げることができた。出来上がりの達成感を十分に味わうことができた。

育児あれこれ