5歳ぶどう組2020年度10月のまとめ

健康

大きく体調を崩すこともなく過ごした。天気の良い日には散歩に出かけ、お弁当遠足ではりんご組と児童遊園地まで往復歩く経験をした。初めて長い距離を歩いたが、疲れたことよりも「また行きたい」「楽しかった」という言葉を聞くことができた。心も身体も成長していることを感じた。寒くなってきたが戸外で走り回ると汗をかくことが多い。汗を拭き着替えをして体を冷やさない様にしたい。コロナ禍が続いているが園でもうがいや手洗いをし、今後も意識を忘れずに感染予防するように声をかけていきたい。またこれからはインフルエンザ流行の可能性も考えられるので引き続き意識しながら生活していきたい。

人間関係

「かがやきトライアル」のリレーでは当初あまり勝敗にこだわらないように見えたが練習を重ねるとうちに「勝ちたい、負けたくない」という思いが膨らんできた。当日は転んでもバトンを落としても挫けずに最後まで力いっぱいに走る姿に一人一人に大きな成長を感じることができた。LaQではお友だちの作品を見て自分も作ってみようと思い、「これどうやってつくるの?」と聞き、「これはね」と優しく作り方や部品の探し方を教える姿が見られた。「できた」という満足感や友だちの作品を通してお互い認めあう姿が見られた。ただ部品を探すのは大変なこともあり、友だちの作品からこっそりと取ってしまうこともあるので気を付けていきたい。

環境

今年はさんまが不漁で1尾食べるという経験ができなかったが、代わりにおやつにおいもの食べ比べをし、どれが一番おいしかったかというコンテストを行った。前日からみんな楽しみにしており、一つ一つ口に入れ味を噛みしめながらコメントし、友だちの言葉に共感したり、逆に違うコメントを言ってみたりなど大いに盛り上がった。また給食のリクエストメニューが始まり給食を楽しみにすることが増えた。活動ではピアニカ、すず、タンバリン、カスタネットなどの楽器に触れ、リズムをとりながら簡単な合奏を楽しんだ。またマット運動も挑戦し、正しい前転のやり方を教わり、意欲的に楽しんで行うことができた。これらは12月のお楽しみ会へ繋げていきたいと思う

言葉

「おはようございます」「さようなら」の挨拶は定着していき、自分から「先生、おはよう」と声をかけてくる子も増えてきた。今後も笑顔で挨拶を交わす習慣を大切にしていきたい。

人になにかしてもらった時に「ありがとう」と言える子はまだ少ないが、保育者が「どういたしまして」と答え「ありがとうと言ってくれて嬉しい」と付け加えると他児が気づいて続いてくれることもある。見本となる保育者も言葉を意識して伝えていきたい。ドロケイでは自分たちでルールを決めながら遊んでいるが、タッチされそうになると「お茶を飲みにいく」と逃げたり、タッチされてない、タッチしたというトラブルもまだ見られたりする。いろいろなトラブルはあるがそれらの経験を通して仲良く遊ぶためにはどうしたら楽しめるのかを学んでほしいと思う。

表現

LaQでいろいろなものを作っている。始めは作ったものを自分専用のケースに入れていたが、みんなに披露することで満足感を味わい、また他児も作るきっかけになればと棚に飾るようにした。飾ることで「私も作ってみたい」「すごい」という気持ちが表れてきた。同じペンギンでも色の配色が工夫された色とりどりのペンギンが沢山並んでいる。説明書を頼らず自分で考えて恐竜を組み立てる子、いろいろな大きさのコマを作り、回した時の色のきれいさを披露したりなど、それぞれに充実した遊びとなっている。動物や生き物を作っている子は「動物園を作りたい」という声も聞こえている。子どもたちが十分満足して取り組めるように援助していきたい。またレゴで家を作り、友だちの作品と繋げて楽しむ遊びも見られる。将棋は2台準備したが親しみがないこともあり興味を持つ子がまだ少ない。これらの遊びも子どもたちの遊びの選択肢の一つになり十分に遊びこめるようにしていきたい。

育児あれこれ