4歳りんご組2024年度4月のまとめ

健康

気候の変化が大きかった為、暑くないかなどを子ども達に聞きながら服装の調整を行なった。戸外で走り回って遊んだり、運動遊びに挑戦したり年齢が上のクラスの子ども達と長距離散歩を楽しんだ。たくさん体を動かした日は入眠も早く、よく眠れているようであった。手洗いやうがいは前年度からの習慣が身についており丁寧に行なっている。

人間関係

友だちとルールのある遊びをしたり、一緒にごっこ遊びを楽しむ姿が多く見られる。その一方でけんかや言い合い、友だちの行動を気にしすぎてしまい保育者に報告に来る姿も多い。トラブルの際は、自分たちで納得できるように解決の道を見つけるのがまだ難しい為、子ども達で話し合うよう促しながらも保育者が間に入り見守るようにする。また、日々の生活の中で友だちが困っている場面を見ていた子がよく理解していて、その子の気持ちや状況を代弁する姿も見られる。

環境

進級して新しい部屋になった為、玩具の置き方や位置などを子ども達と話ながら決めていっている。進級してすぐに空き箱製作や折り紙など製作遊びをやりたがる子が多くいた為、製作遊びの約束事を子ども達と一緒に決めて、作りたい物を表現したり、工夫して遊ぶ力が身に着くように廃材等を置くコーナーを作った。子ども達の「やりたい」という声に合わせて室内環境を今後も充実させていきたい。近隣の様々な公園に遊びに行き、その公園ならではの遊具も楽しんだ。

言葉

自分の思いを保育士に伝えようとする姿は多いが、友だちに伝えるのは難しい場面や具体的な言葉で伝えるのが難しい様子が見られる。困った時や伝えるのが難しい時は保育者の所に来たら解決策を一緒に考えることを伝え信頼関係を築けるように配慮しつつも子ども同士で伝え合う姿が増えるように援助していきたい。その他に、保育者とお友だちが会話を楽しんでいるような時にはそれに関連する自分の身の回りの出来事を話し始め、会話が盛り上がることも多い。友だちの話を聞く時間も大切に伝え合う楽しさを味わってもらいたいと思う。

表現

園で経験した楽しいことを再び「やってみたい」と挑戦したがる姿が見られる。やりたいごっこ遊びに合わせて、ブロックで必要な物を作ったり、製作で作ったものを使い遊ぶ姿も見られる。
進級して環境が変わったことで、甘えや不安な様子も見られ、そのような気持ちの表現は一人ひとり様々であった。子ども達一人ひとりの気持ちを受け止め安心して園生活を送れるように関わることを心掛けた。

育児あれこれ