4歳りんご組2024年度3月のまとめ

【健康】

花粉症状が出ている子はいるが、大きく体調を崩したりはせず元気に過ごしている。外でボール遊びや大繩を楽しみ、体を動かし遊んでいる。また、室内でマット遊びを行ない様々な身体の使い方を経験する機会となるようにした。気温が高い日は、外に出る前に薄手の服に替えるように呼び掛け、子ども自身も気付けるようにした。

【人間関係】

1年間たくさん遊んだぶどう組の子の卒園やお別れを寂しがる姿があった。寂しいという気持ちを言葉で表現できるようになったのも心の成長だと感じた。クラスの友だちとの関わりでは、自分の気持ちを相手に伝え、相手に言われたことを受けてどうしたら良いか考え過ごしている姿が増え成長を感じる。次年度もさらに友だちとの信頼関係を深め、お互い高め合っていくのが楽しみである。

【環境】

園の周りの自然が春に移り変わっていく中で、虫が出てきたことに気付くと「虫とりしたい」「虫かご持っていこう」と子ども達から声があがり、「あっちも探してみようよ!」と探索活動を楽しんでいる。
クラス移動の前に1年間使ったお部屋を掃除した時は、「次は(今の)いちごさんが使うからきれいにしよう。」と張り切っていた。そのような環境整備も含めて進級への期待が高まっているようだ。

【言葉】

誰かがふと疑問に思った事をつぶやくと「〇〇だからじゃない?」「○○だからかも!」とそれぞれ思った事を言い合う姿が増えた。考えたことを伝え合い、友だちの意見を聞く良い機会となっている。やってもらいたい事や困った事がある時は必ず保育士が助けたり一緒に考えたりする為、どんな事でも自分から言葉で伝えに来られるように日々の中で習慣づけている。

【表現】

進級前にぶどう組に移動すると気持ちが高まったようである。進級後に何を楽しみにしているか口々に言い合う姿や、活動や遊びに取り組む様子から次年度への期待が伺える。言葉で喜びを表現している子もいれば表情や行動に表れている子もいてそれぞれだが、一人ひとりの自分らしい表現を大切にこれからの保育園生活も思い切り楽しんでもらいたい。

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