健康
お正月休みを楽しく過ごし、少しずつ生活リズムが戻る。大きな体調の崩れもなく、衛生習慣も身についてはきているが、少々雑なところはある。天気の良い日には戸外に出て、身体を動かして活発に遊ぶ。“暑くなってきた”、“寒くなってきた”と自分で感じ、衣服の調節をしている。
人間関係
数人ずつ見立て遊びやお正月あそびを楽しんでいる。そんな中での口論は常にあり、困ってしまうと保育者に言いに来る。話を聞き、ちょっとした解決案を出すと、気まずそうにしながらも、話し合う時間を取り、考え合う。何より遊びをしたいという気持ちがあり、互いに譲歩したり謝ったりして解決することが増えた。異年齢との関りの時間も多く持てた。散歩やリズムで年下の子への気遣いや接し方が微笑ましく、成長を感じる。
環境
年末・お正月で伝統行事を経験し、冬の遊びもいろいろな事で楽しんだ。室内では季節の制作を自由に考えて作ったり、戸外では冬の寒さを感じてそこから新たな発見や気付き、そして考え、霜柱の発見や氷を作ったりと遊びに繋いでいった。
言葉
子ども同士だけで伝わり合う面白さ、楽しさがあるようで、やり取りを存分に楽しんでいる。通じ合う喜びで、時に好ましくない言葉も行き交うが、声が明るく仲間が増えていく。
郵便やごっこも始まり、あいうえお表を見たり、一字一字「どうやって書くんだっけ?」と聞いてきて自分で言葉を考え、そこに絵を描き投函している。書いて嬉しく、もらってうれしい。大切な経験になっている。
表現
年が明けると様々な行事で作り事が増えた。常に廃材を置いてあり、折り紙、テープを使って楽しんでいるが、はらっぱ祭りの品物や季節の物もイメージを膨らませ、友だちに発信し、一緒に考えて作っている。それを売る時のことを想像して嬉しそうだ。何気ない会話も弾み、思いがけない心の動きや、その時々の感じたことなどがぽろぽろと言葉になりこぼれる。それもまた面白く、お家の人にも聞いてもらいたいことがたくさんある。