5歳ぶどう組2019年度2月のまとめ

健康

温かい日も出てきてより体を動かし、大きく体調を崩すことなく健康に過ごせていた。鬼ごっこなどで走った後には顔を赤らめ額に汗をかき、鏡を見ながら紙タオルで汗をふく姿が見られ、衛生的に気持ちよく過ごそうとする姿が見られた。外へ出かける機会も増え、手洗い、うがいの大切さを話すと、積極的に行う姿も見られた。女児で、髪の毛のゴムが緩んでしまった姿を見て、保育者が「結び直す?」と声をかけると「じぶんでできるからだいじょうぶ」と自ら挑戦しながら結び直し笑顔で気持ちよく過ごそうとする姿も見られた。室内で手が触れる所の消毒や、換気を行い、健康に過ごせるようにしていった。今後も引き続き行い、感染症対策や、季節の変わり目を元気に生活できるように心掛けていきたい。

 

人間関係

ドミノ倒しや、ごっこ遊びで友だちと一緒に遊びたいという気持ちが強く、「いっしょにやろう」と積極的に誘って遊ぶ姿が見られるが、遊び方の相違で自分の気持ちを主張する姿が見られる。今まではそれぞれ違う遊びに移行していったことが多かったが、「じゃあ、こうするのはどう?」とお互いに歩み寄ろうとする様子も見られ、成長を感じる。小学校5年生との交流で、絵本・紙芝居を読んでもらった体験から、友だちと一緒の本を声に出して読み合う姿が見られたので、誕生会で大型絵本を読み聞かせに挑戦すると、練習や本番ものびのびと取り組み、充実した時間となっていた。また、2歳児との交流で個人的に絵本を読んであげる姿が見られ、交流から展開していけた嬉しさを噛みしめる。今後にぜひ、つなげていきたい。

 

環境

外遊びをする機会が増え、園庭遊びでは、タイヤとマットを使用して区切りを作り、部屋に見立てて遊ぶ姿や、タイヤの弾力を利用してトランポリンにするなど、工夫をして楽しむ姿が見られる。縄跳びでは、個人縄跳びを何回跳べるようになるか挑戦する姿や、走りながら飛ぶ姿が見られ、大繩では「ゆうびんやさんやって」と保育者に縄をまわしてほしいことを伝え、みんなでも楽しめていた。遊んでいる中で、はらっぱの方を見て、「あそこがすこしピンクになっている」と一部に花が咲いていることに気が付き、みんなで季節が変わっていくことを感じられてとても良かった。今後も自然に沢山触れていきたい。

 

言葉

おみせやさんごっこで商品の説明を、小さい子にも伝わるように実演しながら言葉を考えて販売する姿が見られた。また、自分の買った物を保育者に見せながら「これ、ずっとほしかったの。かえるかなっておもっていたから、かえてうれしい」など気持ちを素直に言葉にして教えてくれる姿が見られる。トランプ遊びでは、スピードをみんなで行うことを楽しみ、ルールを知らない子に丁寧に説明をしながら、楽しむ姿が見られ、次々と輪が広がっている。言葉でのやり取りが盛んになる中で、口調が強くなってしまうこともあったので、その場でどのような言葉が良かったか話をしていく。今後も見守りながら、会話のやり取りを十分に楽しんでいきたい。

 

表現

ラQ、レゴブロックで、家や、動物、乗り物、コマを作る。何日もかけて形が変化していく事を楽しむ姿や、友だちと同じ物を作る楽しさ、一緒に作る楽しさを味わっていた。ドミノ倒しでは床に様々な色のテープを貼り、その上に同じ色のドミノを並べるなど、今までになかった遊び方を楽しむ姿も見られ、長い距離のあるドミノが完成していた。倒すタイミングを自分達で決め、ドミノに参加していなかった子も倒れていく様子をいっしょに見て楽しむ姿が見られる。「いろがきれい」など達成感と共に、見た目も楽しめていた。今後も、一日だけでなく、十分な満足感が味わえるように時間を作っていきたい。

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