健康
前半、クラスでインフルエンザA型に数名感染した。子どもたちの体温や体調観察をしっかりと行い保護者とも、情報を共有するようにした。換気を行うとともに室温と湿度にも気を付けるようにした。また、手洗いうがいの大切さを伝え続けている。戸外から帰るとコップを持って手洗い場に行き手洗いうがいを行う流れが習慣づいてきている。上手にうがいもゴロゴロとできるようになっている。12月後半はインフルエンザも納まり、元気に過ごすこともできた。戸外では、上着を脱いで元気に走り回る姿が見られた。また、乾燥肌で痒みや痛みを訴える時にはワセリンで対応するようにした。
人間関係
好きなキャラクターを通して遊んだり、気の合う友だちと遊んだりしている。キャラクターや玩具を取り合う姿や、お互いの思いを出し合い揉めることもあるが、「こうしたらいいんじゃない。」と自分たちで折り合いをつけ、その後はまた仲良く遊ぶこともできるようになり、保育者がいなくても子どもたちだけで遊ぶことができるようになってきていて、成長を感じる。
環境
戸外では寒さの中でも楽しく遊べるように、遊具のない広場ではお相撲ごっこや転がしドッジボールなどに誘ってみた。どちらも何度も繰り返し集中して長い時間遊んでいた。今の子どもたちにピッタリの遊びだったようだ。また、コマ回しなどお正月遊びを少し早いが取り入れてみた。子どもたちは夢中になって回していた。自分のコマに色を塗り、愛着もわいている。お正月休み明けも楽しめたらと思う。
言葉
おしゃべりが大好きないちご組の子どもたち。「ねえねえ、きいてー!」と嬉しかったことや楽しかったことを話してくれる。特にクリスマスの次の日はプレゼントや楽しかったことを夢中になって話してくれたので保育者もじっくり話しに耳を傾けるようにした。友だちとの会話では楽しそうにゲラゲラ笑っている姿も見られるが、思いが強い口調になってしまうことがある。そのような時は相手の悲しそうな表情や様子を伝え、感じ取ることができるようになり優しく伝えられるようになれたらいいなと思う。
表現
お楽しみ会本番は保護者を前に緊張というよりは、嬉しさや場の雰囲気を楽しんでいるように見えた。どの子も自分の役になりきり、ダンスも笑顔で踊っている子がほとんどだった。制作では来年の干支を折り紙で折ったり、コマに色を塗ったりした。コマは集中して塗り、個々に素敵な物ができあがった。回してみるととても綺麗で感動した。回した後にまた色を付け足したり、金のシールを貼ったりして変化を楽しんだ。