食事
食べ始めると集中して静かになるクラスだが、一通り食べたいものが食べ終わると、友だちと顔を見合わせて笑い合ったり、お皿を重ねたりと遊ぶ姿も見られるようになってきている。残食は、引き続き、副菜が多いが、主菜の肉や魚はメニューによっておかわりする子も多い。午後のおやつは、メニューによって「いらない」と言う子もいるが、ツナマヨおにぎりやいなり混ぜご飯等のご飯系は人気が高く、全員着席して食べていた。
排泄
クラスの半数近くの子どもが日中は布パンツで過ごし、トイレで排尿している。少しずつ布パンツで午睡する子も出てきている。もちろんおもらしは多々あるが、失敗してしまった…と落ち込むことのないよう、“出ちゃったら着替えれば大丈夫だよ~”と、明るい雰囲気作りを心掛けている。オムツの子たちも、トイレに抵抗なく座れるようになってきて、排尿に成功した時には「でたぁ~!」と喜んでいるので、こうした成功体験を積み重ねていかれたらと思う。引き続き、個々のペースに合わせて、無理のないよう少しずつ進めていく。
健康
上旬は、インフルエンザや発熱で、数日休んだ子がいたが、ほとんどの子は元気に出席した。咳や鼻水の症状も先月よりも落ち着いてきている。9月に入っても30度を越える日が続いたため、室内で安全に過ごしたり、8月に引き続き水・泥・氷あそび等をしたりと、夏の遊びも楽しむことができた。引き続き、上旬の暑い日には、シャワーをして清潔に気持ちよく過ごせるようにした。
睡眠
8月から変更した給食後の流れも少しずつ身についてきた。寝る前の紙芝居の時間を楽しみにしている子が多く、”早く見たい””今日はなんのお話にしようか”と、意欲的に玩具の片付けを行なっている。布団に入ってからは、好きな絵本を見たり、人形を隣に並べたりして、それぞれ眠くなるまでの時間を過ごしている。後半は暑さも落ちついてきて、戸外で思いっきり遊べる時間が長くなったこともあり、すぐに入眠する子が多かった。
環境
上旬はまだまだ夏の陽気で暑かったため、8月に引き続き、夏の遊びを楽しんだ。下旬に入り、涼しくなってくると、広場でバッタやカマキリなどの虫を見つけに行ったり、園周辺を散歩したり、人道橋へ電車を見に行ったりと、少しずつ園外での活動ができるようになってきた。これから本格的な秋に向けて、いろんな道を歩く機会を増やし、たくさん自然に触れていきたい。
言葉
子ども同士でごっこ遊びがよく見られるようになってきて、「アイスでーす」「何味がいいですか?」「ぶどう味!」「ありがとうございましたー」等、お店やさんごっこの中で言葉のやりとりを楽しんでいる。「探検にいこうよ」「いいよー」と言葉で遊びに誘う姿もみられる。友だちと思いがぶつかりトラブルになると、しっかりと怒って自分の思いを主張できるようになってきたので、子ども同士のやりとりも大事に見守りつつ、お互い気持ちを言葉にできるような援助をしている。