食事
ほとんどの子が意欲的に喜んで、エプロンを使わずおやつ、給食を食べている。フォークを使って食べる様子や家庭での食事の様子を保護者とも連携していく。魚、カレー、果物など子どもたちの好きなメニューの日はおかわりする子どもも多く、よく食べている。苦手な野菜も少しずつ食べて「みてみて！」と保育者に伝える姿が増え、完食する子が増えた。
排泄
布パンツの子は一日布パンツで過ごしても漏らすことがほとんどない。日中の活動時は保育者が適宜声をかけトイレに促しているが、自分から尿意を感じ自主的にトイレに行っている。遠くの公園やトイレのない場所へ散歩に出る際は、多めに着替えを用意し、出発前にトイレを済ませるように促すなどの対応を心がけている。排便もトイレでできる子どもが少しずつ増えてきている。また、午睡時布パンツで寝ている子もいる。紙パンツの子も尿の間隔が長くなりタイミングよくトイレで排尿している。
健康
月初め、嘔吐、下痢、熱、ウィルス性胃腸炎、溶連菌感染症の子がいたが感染拡大することはなかった。落ち葉の斜面を登り降りしたり、お尻で滑ったり、存分に自然に触れ喜んで身体を動かしていた。遠くの公園にもよく歩いて出かけられるようになった。広場や園庭では追いかけっこやかけっこなどで保育者を誘いすすんで身体を動かす姿も見られた。様々な公園、コースを計画し飽きずに楽しめるようにしている。広場では異年齢の交流もあり遊びが広がった。行事を通しての交流も良い経験となっている。
睡眠
体力がついてきたこともあり、活動量が少ない日には、寝つくまでに時間がかかる子がいる。遠くの公園まで出かけたり、たくさん歩いて身体を動かした日にはスムーズに入眠し、皆がぐっすりと眠れている様子が見られた。自分で入眠できる子どもと保育者がついた方が落ち着く子どもといるので布団や棚の配置等を工夫し、みんなが落ち着いて眠れるような環境を整えていこうと思う。
環境
寒くなってきた為、室温に気を配り快適に遊べる環境を作っていった。活動内容やあそび、登園している子どもの人数等によってテーブルや棚の配置を変え、度々気分を変えながら楽しく過ごせるようにした。散歩中はたくさんの落ち葉に触れ感触を楽しんだ。お絵描き、ぬり絵、絵の具遊び、のり、粘土遊びなど指先を使っての遊びも大好きで楽しんでいる。また、好きな音楽をリクエストしてダンスを思う存分楽しんでいる。まねが上手で繰り返し楽しんでいる。
言葉
おたのしみ会では“はらぺこあおむし”の表現遊びを通して歌ややりとりを覚え、遊びの中でも保育者や友だちと楽しむ姿が見られた。様々な季節の歌も歌詞をはっきりと発語し歌う子どもが増えた。
遊びの中では「○○しよう！」「いいよ！」などと子ども同士で話し、ごっこ遊び等を通して子ども同士の会話のやりとりも増えてきている。また、紙芝居や絵本を繰り返し楽しむことであらすじ、台詞を覚えている。楽しみながら言葉や集中力を高めていきたい。
