2歳もも組2019年度9月のまとめ

健康

高熱で休む子が多かった。順番に体調を崩している印象だった。登園してきている子の体調の変化に十分気をつけるようにした。病み上がりの子の体調について、より丁寧に保護者へ伝えるようにした。

残暑が厳しい日には、外遊びの後シャワーをすることで快適に清潔に過ごすことができた。「シャワーすると気持ちいいんだよ」と家庭で話している子もいた。トイレトレーニングについて。布パンツを履いている子が増えている。排尿の後始末の仕方を丁寧に伝えるようにして様子をみて、適切に援助した。食事の際、スプーンの持ち方を意識できるように声をかけて様子を見守った。まだ、上からつかむ子が多いが引き続き、正しい持ち方を知らせていきたい。

着がえの後、脱いだ服を自分でたたむことを意識して援助してきた。自分でできると嬉しそうに保育者へ見せていた。

人間関係

年下の子へ思いやりを持って接する姿が見られている。コンビカーは数が限られているが、1歳児が乗っていると、無理にとって乗ろうとするのではなく降りるまで待っていた。友だちがしている遊びに興味を示し「何してるの?」と聞いて一緒にやろうとしたり、友だちが靴下を探していると一緒に探して見つけて手渡したり、自分と他者を意識して受け入れようとする様子が見られた。友だちとの関わりの中で、自分の思いがうまく通らないときは「せんせい、お話して!」と言って保育者に援助を求めることもあった。

環境

運動会へ向けて、幼児クラスが練習している様子を見たり、リハ―サルに参加したりして運動会に期待感を持てるようにした。はらっぱや園庭で、カマキリやバッタを見つけて飼育ケースに入れじっくり見られるようにした。小さい簡単な図鑑を用意しておくと自分たちで図鑑の中から似たものを見つけて喜んで見ていた。十五夜の前には月の絵本を読み聞かせしたり、秋の昆虫の紙芝居を読んだりすることで季節の移り変わりを感じることができたと思う。

言語

友だちに対して「かして」「やめて」など自分の思いを言葉で伝えようとしている。言葉で伝えてもうまくいかないときはまだ手が出ることもあるので、その都度「待っててね」「いいよ」「やだよ」など必要な言葉を保育者が補って援助してきた。自分で考えて一生懸命、言葉で伝えようとしているときはじっくり聞くようにして、

共感したり、感想を言ったりして言葉でのやりとりが楽しいと思えるように引き続き援助していきたい。

表現

身近な果物のぶどうを花紙で作った。好きな色を選んで一枚ずつ丸めて好きなだけ貼り付けた。出来上がったものをクラスに貼っておくと自分のぶどうを見つけ食べる真似をする姿が見られた。バッタを捕まえた後に、折り紙でバッタを作った。二回折りで、できる簡単なものにして、目玉シールを貼ることでバッタらしく見えたので、折り目がずれても気にせず、自分で折ることを楽しむことができた。午睡明けにキーボードで「ガンバリマンのうた」や「境木保育園のうた」を弾くと友だちと一緒に歌ったり振りをつけて踊って楽しんでいた。

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