2歳もも組2018年度10月のまとめ

食事

全体的によく食べおかわりもしている。苦手な野菜などが出ると、手が止まり遊び始めることもある。無理強いすることはないが、栄養があることや「おいしいよ」等食べる意欲がわいてくるような言葉がけをし、食べられたときは褒めて自信に繋げていった。また食事の前に椅子の位置を正し、真っ直ぐに座るように配慮した。デザートのぶどうの皮むきに挑戦し、指先を使って上手にむくことができた。

排泄

個々に合わせたトイレトレーニングを進めている。布パンツに移行した子も増えてきたが、まだ遊びに夢中になるとおもらしをしてしまう子もいる。また誘っても行きたがらない時は「~が終わったらトイレへいこうね」と見通しを持てるような言葉をかけるようにした。また自分から排尿を伝える子もおり、排尿できた時は褒めて自信に繋げていった。紙パンツの子もタイミングが合うとトイレで排尿できることも増えてきている。これから寒くなるとトイレへ行きたがらなくなる事をが考え、トイレの壁面に絵本などのキャラクターを貼り楽しい雰囲気を作った。

健康

RSウイルス、熱、咳が出て休む子がいた。また鼻水が出る等体調が崩れている子が多かった。鼻水がでると保育者のポシェットティッシュから取り出して拭いたり、「せんせい、はな」と知らせたり、また鼻水が出ている子を教えてくれることもあった。元気に過ごしていてもいつもと違うと体調、調子が悪いと感じたら検温するなど体調の崩れを見逃さないようにしていった。手洗いを丁寧に行えるように見守り、またうがいのやり方も知らせた。

睡眠

一人でも睡眠出来る子もいれば、保育者が側にいないと入眠できず遊びは始めたり、フラフラと歩き始めたりする子もいる。一人で寝られない子は側へ行きトントンしたり背中をさすったりしながら安心して入眠できるようにした。午睡前には絵本や紙芝居を読み、静かに入眠できるような雰囲気を心がけた。

環境

過ごしやすい気候になり、園庭あそびでは友だちや保育者と追いかけっこで走り回ったり、コンビカーの乗り回したり等のびのびと体を使って遊ぶ姿が見られた。天気の良い日は散歩に出かけて大好きな車や電車を見る機会をもった。散歩ではくもの巣を見つけたり,工事中の働く車を眺めたり、柿やレモンの木、ガーデニングで咲く花々に気づくなど沢山の発見や秋の訪れに気づき感動を共感することができた。

情緒

「二人組になりましょう」というと気の合った友だちとすぐに二人組になる子もいれば、友だちが誘ってきても手を引っ込めたり、また自分も引っ込められることもある。保育者が仲介して手を繋いで歩けるように配慮した。

噛みつき引っ掻きは保育者が未然に防いだり言葉の発達により少なくなってきたが、トラブルがないのにいきなり叩いたりすることもあった。遊びをも見守り、言葉にできない思いを代弁し伝えていくようにした。

言葉

自分の思いを言葉にして伝えることが上手になってきている。まだうまく伝えられない時は保育者が気持ちを代弁したり言葉を添えながらやり取りを楽しめるようにしていった。 少し長い絵本や紙芝居も楽しめるようになり、静かにみることができている。気持ちを共感するときは真剣に、笑える話は大きな声で笑いあって楽しんだ。保育者に歌のリクエストをし、みんなで歌う楽しさを十分に味わうことができた。

 

 

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