4歳りんご組2024年度3月のクラスだより
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3月5日(水) 雨
様々な種類の材料を用意し、自由にてるてるぼうず作りをする。友だちと一緒に作りたい子、自分で一つの物を作りたい子がいたので分かれて作った。作る前に保育者が質問はあるか聞いたが、手を挙げる子はいなかった。みんな迷いなく自分の作りたい物がイメージできていて、どんどん作り進めていた。できた物を飾れるようにリボンをつけたり、実際作ってイメージと違うサイズだと大きさを変えてみたりしながら色々な工夫をする姿があった。
3月7日(金) 晴れ
ぶどう組のお別れ会だった。りんご組の子ども達は今日晴れるようにてるてるぼうずを作ったり、会食に飾る花を作ったり準備をしてきた。たくさん遊んでもらったぶどう組の友だちとゲームをしたり感謝の気持ちを伝えたりする姿はとても素敵だった。
3月13日(木) 晴れ
3月生まれの誕生会だった。誕生児の子は心待ちにしていたようで嬉しそうにみんなの前に座っていた。また、今月から誕生会のはじめの言葉と終わりの言葉をりんご組が担当したのでとても張り切っていた。誕生会後はぽっぽの公園へもも組と一緒に遊びに行って遊んだ。園に戻ってから昼食までに時間があったので季節の移り変わりに合わせて折り紙でパンジーを折った。
3月15日(金) 晴れ
のんびり室内遊びをしているところに避難訓練の放送が入った。最近ちょっとした放送音や気づかないくらいの地震の知らせが回ってきたときも、自ら速やかにテーブル下に潜り込む。しっかり身についてきている。避難後、散歩に出る。本日の流れを一緒に考え、確認し、“お昼ご飯はテラスで食べようね”と楽しみにして出かけた。はらっぱは出席が少ないのと、他クラスもいなくて広々していた。走り回り、探索し、春の野草や花への関心も以前より大きくなり、「これなに?」と匂いをかいだり、よく観察したりしていた。テラスランチは、そよ風が吹くくらいの気温で、おしゃべりも楽しそうにほおばっていた。
3月24日(月)
今日からぶどう組で過ごす。よく遊びに行っていたからか戸惑う様子はなく、りんご組にはなかったような玩具で遊んでいた。英語の前にぶどう組と一緒に広場に出た。ぶどう組と遊べるのもあと1週間。一緒に遊ぶ時間を大切に過ごしてもらいたい。英語の後、マットの上で動物の動きをイメージして体を動かして遊んだ。子どもたちから「ライオンもやりたい!」「ひよこは?」とリクエストがあり、良い運動になった。
【健康】
花粉症状が出ている子はいるが、大きく体調を崩したりはせず元気に過ごしている。外でボール遊びや大繩を楽しみ、体を動かし遊んでいる。また、室内でマット遊びを行ない様々な身体の使い方を経験する機会となるようにした。気温が高い日は、外に出る前に薄手の服に替えるように呼び掛け、子ども自身も気付けるようにした。
【人間関係】
1年間たくさん遊んだぶどう組の子の卒園やお別れを寂しがる姿があった。寂しいという気持ちを言葉で表現できるようになったのも心の成長だと感じた。クラスの友だちとの関わりでは、自分の気持ちを相手に伝え、相手に言われたことを受けてどうしたら良いか考え過ごしている姿が増え成長を感じる。次年度もさらに友だちとの信頼関係を深め、お互い高め合っていくのが楽しみである。
【環境】
園の周りの自然が春に移り変わっていく中で、虫が出てきたことに気付くと「虫とりしたい」「虫かご持っていこう」と子ども達から声があがり、「あっちも探してみようよ!」と探索活動を楽しんでいる。
クラス移動の前に1年間使ったお部屋を掃除した時は、「次は(今の)いちごさんが使うからきれいにしよう。」と張り切っていた。そのような環境整備も含めて進級への期待が高まっているようだ。
【言葉】
誰かがふと疑問に思った事をつぶやくと「〇〇だからじゃない?」「○○だからかも!」とそれぞれ思った事を言い合う姿が増えた。考えたことを伝え合い、友だちの意見を聞く良い機会となっている。やってもらいたい事や困った事がある時は必ず保育士が助けたり一緒に考えたりする為、どんな事でも自分から言葉で伝えに来られるように日々の中で習慣づけている。
【表現】
進級前にぶどう組に移動すると気持ちが高まったようである。進級後に何を楽しみにしているか口々に言い合う姿や、活動や遊びに取り組む様子から次年度への期待が伺える。言葉で喜びを表現している子もいれば表情や行動に表れている子もいてそれぞれだが、一人ひとりの自分らしい表現を大切にこれからの保育園生活も思い切り楽しんでもらいたい。