1歳さくらんぼ組2023年度3月のまとめ

食事

この1年、残としてはやはり野菜が1番多く、緑色にはほとんど手を付けない子もいたが、3月には、担任との信頼関係もできていたため、“食べられなかったら残してもいいよ“という声掛けと共に、1度は口に入れて食べてみる…という挑戦ができた子が何人もいた。食べてみると美味しくて完食できた子も多く、「かぼちゃ食べたよ!」と嬉しそうに教えてくれる姿が印象的だった。

排泄

この1年、その日の気分によって行ったり行かなかったりという感じではあったが、おむつ替えの際に個々の気持ちを聞き、トイレに「行く」と言う子は便座に座っている。もちろん排尿の成功には個人差があるが、1歳児クラスでは、今後のトイレトレーニングに向けた、トイレの空間や便座に慣れるという目標は達成できたのではないかと思う。

健康

今月は感染症の流行はなかったものの、寒暖差が激しく、発熱で早退する子が何人か出た。また、咳や鼻水が出る子も増えている。この時期は全体的に言葉が増えてきて、鼻水が出ると「はな」「鼻ふいて」「ティッシュちょーだい」と言葉で気持ちを伝えることもできるようになってきた。まだ自分で体温調整するのが難しい年齢ではあるが、これから気温が上がってくるので、衣服や換気で体温を調節できるようにしていく。

睡眠

体力がついてきたこともあり、1日室内で過ごした日には入眠までに時間がかかり、眠らずに過ごす子もいた。最後の1週間は新しい部屋での生活ということで、興奮していたり安心しきれなかったりといった理由で落ち着かず、なかなか眠れない様子も見られた。前よりも入眠時間が遅くなってきたことで、なかなか起きられず寝起きの機嫌が悪い子も多少いるものの、全体的によく眠っている。

環境

散歩に出掛けても、ただ歩くだけでは物足りず、目的地へたどり着くまでの間にも、楽しそうな木、坂、くぼみを自分たちで見つけ、坂すべり、木登り、葉っぱに埋もれる等、たくさん寄り道をして自然を楽しんでいる。進級に向けて部屋移動してからは、興奮気味だったり、登園を渋るようになったり、変わらず過ごす子もいたり、環境の変化に対して様々な反応が見られた。

言語

個人差はあるが、年明けあたりから急に発語が増え、自分の思いを言葉や単語で伝えようとするようになってきている。「粘土やるー」「先生がやって」など自分の要求に加え、トラブルになると「○〇が使ってたー」「やめてー」と嫌だった気持ちを言葉にし始める様子も見られる。「○〇先生」と担任を名前で呼べる子も多くなり、日々成長を感じている。これからもゆったりと自然な言葉を待っていけたらと思う。

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