1歳さくらんぼ組2022年度12月のまとめ

(食事)

午前中の活動量が増え、食事の時間が楽しみなようだ。低月齢の子どもたちの嗜好も出てきているが、一方自分で食べる意欲も満々だ。スプーンの他メニューによってはフォークも使い、時々手掴みしながらたくましく食べる。野菜の残はあるが、口に入れてみたり出してみたりしながら、まじまじと見て関心は大いにある。季節や旬の食材の話をしながら興味を持ち、おいしい時間になると良い。

(排泄)

先月からの大きな変化はないが、やはり寒くなり、トイレへの声かけに「あとでにする」と答える子が多くなる。その時々の様子で「そうしようか?」と返すと自分で納得した時にすんなりトイレに向かう。また、排泄後に知らせる子が出てきた。排便時間がだいたい決まっている子には見計らって声を掛けるようにしていく。自分で気持ちの良いトイレ習慣にしていきたい。

(健康)

鼻水の出る子が多いが病欠はあまりなく、インフルエンザに罹った子も他の子にうつることなく皆、元気に登園していた。やや微熱の子は多く、細目に実測検温をして家庭連絡を取り、早めの対応をしてきた。日中は活発に身体をよく動かして遊ぶ。外は寒いが体調を見て、衣服の調節もしながら戸外遊びの時間をなるべく取るようにしていきたい。

(睡眠)

給食後から入眠までの時間が、にぎやかな時間になっているが、保育士が座ってゆっくり絵本を見ていると集まってくるようになった。この時間が睡眠までのちょっとしたいい時間になっている。一冊読むと布団に向かう子、「もうひとつよんで」とせがむ子。静かになっていき自分のペースで入眠する。一、二歳児のぬくもりが欲しい年ごろの自然な気持ちをゆったりとしたやりとりで満たしていく。今後も大事な時間にしていきたい。

(環境)

部屋の模様替えをした。棚を動かし、向ける視線にも配慮して工夫し、コーナに変化をつけてみた。好きな玩具を気の合う友だちや保育士と場を移しながら遊んでいる。思い切って棚を使って遊ぶ活動も入れてみた。大喜びで楽しんでいた。外では巧技台や散歩の行き先を少し延ばして、室内外で思い切り身体を使って遊べるようにした。また、やってみようかなという挑戦意欲も応援していく。

(言葉)

クラス内のおしゃべりが楽しくなってきている。何と言っても一人一人の語彙が増え、思いや気持ちを、積極的にジェスチャー交じりで言葉にして伝えようとする。低月齢の子たちは一語文や二語文で、高月齢の子たちは子どもだけの会話が続き、笑い合い、やり取りが成立していることも多々ある。いろいろな言葉を覚え、使ってみる。鼻歌を口ずさんでいる。言葉を探し上手く表現しきれずに涙やトラブルになることもあるが、それも大切な経験として見守っていく。

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