健康
・RSウイルスによる感染症に1名罹患。その他の子どもも熱や咳、鼻水の症状が多く見られた。個々の体調を把握し、室内遊びと戸外遊びに分けて過ごすなど、一人ひとりに合わせた対応を行う。
・食事の喫食量が増え、苦手なものも少し頑張って食べてみようという姿が見られる。フォークの持ち方ではまだ三指持ちが難しい子どももいるので、見本を見せながら伝えている。
人間関係
・おうちごっこや病院ごっこなどのごっこ遊びを、自分たちで役割を決めて遊んでいるが、あそびの中のイメージがそれぞれ違っていることでのぶつかりあいは増えてきている。双方の思いを聞き出し、お互いのイメージに近い形で遊べるよう仲立ちを行っている。
・ひっこし鬼や通せんぼ鬼、だるまさんがころんだなど簡単なルールのある遊びを理解して楽しめるようになった。鬼がやりたくても「順番ね」と待てる子も増えてきた。
環境
・節分やひな人形作りなど、日本の伝承行事をいろいろと経験することができた。絵本を見たり、飾ってあるものを見る中で、どのような意味の行事なのかを少しずつ理解できてきている。
・暖かい日が増えてきて、戸外遊びで十分身体を動かすことができている。また、園庭の梅の花が咲くのに気づいたり、散歩先の池で大きなカエルを見たりと春が近づいていることを感じている様子が見られる。
言葉
・いろいろな種類のカルタで遊ぶ姿が見られた。読み手も子どもたちが行い、絵を見てカルタを読み上げるなど、遊びの幅が広がってきた。
・手が出ることは減ったが、自分の思いを強い口調で主張するため、けんかに繋がりやすい。相手へ伝わりやすい言い方を保育士が見本を見せることで、真似をしようとする姿がある。
表現
・大きくなったね会に向けて、3匹の子ブタをモチーフにした劇あそびを行なう。どの子も自分の役になりきり、その世界に入り込んで自分らしく表現することができていた。
・劇遊びへ向けての製作で絵の具をてのひら全体で塗ってみたり、ひなまつりの製作ではさみやのりを使ってみたりと、いろいろな道具を使って何かを作る経験をたくさんすることで、製作の楽しさを感じていた。