食事
スプーンや手づかみで食事をすることが主になってきた。高月齢児は「スプーンを持てるかな」など保育者の声掛けで持ってみる姿が多かった。言葉の理解力が高まり「モグモグ」や「かみかみ」の保育者の声かけに応じ、口をよく動かす。
睡眠
保育者の見守りの中や、お腹や背中をさすってもらうことで落ち着いて入眠することができていた。暑さで寝苦しそうな子には涼しい場所を確保したり、衣服で調整するようにした。
排泄
高月齢児は「ちっち出てる?」と聞くと身振りで反応する姿が増えている。おむつ替えに対し、嫌がる様子はなく保育者と一対一の時間を安定した気持ちで過ごせた。
健康
突発性発疹が1名。他、咳や鼻水、下痢の症状が主に見られたが、月後半は全体的に体調が安定したのと同時に、心身も穏やかでリズム良く生活を送れていた。
身体発達
つまむ、ちぎるなどの指先が器用になってきた。高月齢児は階段の上り下り時に「わんわんわん」などのリズムの良い声掛けをすると、スムーズに動くことができていた。低月齢児の数名も、自分で立つことができるようになり、布団やマットなどの不安定な場所でも意欲的に立ち歩もうとする。
情緒面
夏休み明けで生活リズムが崩れてしまい、不安定になる子がいた。少しずつリズムを整えていきながらも、抱っこをしたり「いるよ」とそばにいることを常に伝えるようにした。
友だちの持っている物が魅力的に思うようになり、玩具の取り合いが増えてきた。「これ欲しかったね」取られた子に対しても「嫌だったね」などと気持ちを受け止め代弁することを大切にしていった。
言葉
高月齢児を中心に「おいしいね→しっ」「ちょうだい→いっい」など、言葉を話す姿が増え、保育者とちょっとしたやり取りができるようになってきた。大好きな絵本も何度か読むことでフレーズを覚え「ぱちん→ちん」などと言い、より楽しめるようになった。