食事
コップやスプーンに興味を持ち、自分で持ってみようとする姿が見られるようになってきた。食事前後の「いただきます」「ごちそうさま」という挨拶を、保育者の言葉掛けにより手を合わせて仕草を行なうようになってきた。
睡眠
食後、自ら布団に横になり保育者に見守られるなかで入眠できる子が少しずつ増えてきている。午睡の雰囲気が分かり、「ごろんしようね」と声を掛けると布団に横になり、保育者が傍に付くのを横になって待つようになってきた。
排泄
「うんち出たかな?」と聞くとお尻をポンポンと叩いて知らせる子も出てきている。ズボンを途中まで下ろすと自分で最後まで脱ごうとしたり、足を入れる場所を示すと通して履こうとする姿も見られる。
健康
前半は下痢・嘔吐で欠席する子が多く、後半は咳・鼻水・目ヤニなどの疾患が流行した。いずれも保育者の手洗いやうがいを強化し、共有する玩具など消毒をこまめに行ない、感染拡大に努めていった。
身体発達
築山や、10cm程の段差を昇り降りするなど平坦ではないところをたくさん歩く遊びを楽しんだ。手を広げてバランスを取り、バランスを崩した時には手をつこうと前に出し、身体の使い方が徐々に分かってきている。
情緒面
人見知りが減ってきている反面、「担任がいい」というこだわりが出てきている子もいる。ゆったりと受け止め、遊びに誘っていくと、友だちや担任以外の職員とも関わろうとする姿が見られる。園庭やテラスなどで異年齢児との関わりが増え、真似をしようとする姿が見られるようになってきた。
言葉
ままごとを通して「ちょうだい」「おいしい」「まんま」など保育者や友だちと言葉でのやり取りを楽しむようになってきた。友だちの名前を呼ぶと指をさしたり、その子の顔を覗きこんだりと、友だちの存在と名前が分かる子が増えてきた。