5歳らいおん組月のまとめバックナンバー

5歳らいおん組2016年度1月のまとめ

健康

○年末年始の長い休みからも体調や生活リズムを崩さず、スムーズに園生活に戻ることができた。
○手洗いをしっかりと行なう反面、あかぎれの症状が多く見られた。ワセリンを使用し、保湿をしていった。

人間関係

○縦割り活動を通して、年下の友達への関わり方を考える姿や頼られることの喜びを感じる姿が見られた。
○椅子を並べると自然と一つの円になっていたり、羽子板でも一人よりもより難しい対友達を選んで挑戦したりと、仲間という意識が深まってきている。

環境

○様々な正月の風習や伝承遊びに触れる機会を設けると、繰り返し楽しむ姿が見られた。
○氷を作る実験ごっこをしたが、なかなか氷ができない様子に“どのようにしたらできるのだろう?”などの疑問を持ち、探究心を高めていた。

言葉

○年末年始や他園や来園者に元気よく挨拶する気持ち良さを感ると、率先して他者に挨拶する姿が多く見られるようになってきた。
○言葉遊び(○が最初に付く言葉集めゲーム、言葉鬼ごっこ等)を行なうと、より言葉への関心が強まった。今後の予定を忘れないようにメモを取る子もいる。

表現

○発表会で見た職員出し物の“パーフェクトヒューマン”を子ども達が真似て踊り、それぞれの立ち位置や振り付けなどを決めて楽しんでいた。また、それを披露し楽しんでもらうことの喜びも感じていた。
○凧やなかよしランドに向けた製作では、様々な道具や素材を使い、いくつもの工程があるが、とても集中して製作に取り組んでいる。…

5歳らいおん組2016年度12月のまとめ

健康

○嘔吐や腹痛を訴える子、インフルエンザA型の感染症が流行した。子ども達の個々の体調をしっかりと把握し、早期対応をしていった。
○冬の健康について、みんなで話し合う機会を数回設けた。子ども達自ら率先して手洗い、うがい、水分補給をする姿が見られるようになった。

人間関係

○発表会に向けた活動では、1人だけではできないことや応援し合う気持ちを持つことを担任が率先して伝えていった。自分の役割に余裕ができてくると、次第に周りに目がいくようになり、友達同士で助け合ったり、協力する姿が見られるようになった。

環境

○餅つき、クリスマスにちなんだおたのしみ会、年賀状作りなど季節にちなんだ行事や活動に絵本などを導入することで、関心を持って取り組むことができた。また、感染症が流行していた時期での餅つきとなったが、餅つきを楽しむことができるよう工夫することで、どの子も楽しむ姿を見ることができた。

言葉

○順番や物の奪い合いで口論になると、譲る子がいつも同じ子であったりした。保育者が間に入って譲ってくれる子の気持ちや良さを伝えていくと、他の子も譲る姿や感謝を言葉で伝える姿が見られるようになった。

表現

○クリスマスリースは、今まで集めてきたどんぐりやまつぼっくりを使って製作した。「このどんぐりカラカラ鳴る。」、「こっちは鳴らないよ!」などの発見も楽しみながら作っていた。
○発表会では、個々の力を十分に発揮し、担任や友達と一丸となってやり遂げることができ、自信に繋がったようであった。その自信が発表会の思い出の描画に出ており、いつも以上に画用紙いっぱいに絵を描いていた。…

5歳らいおん組2016年度11月のまとめ

健康

○嘔吐、下痢と胃腸炎症状の子が数名いたが、症状も軽く、すぐに体調を戻していた。また、腹痛を訴える子が多くいたので、室内の消毒を行なったり、便の様子を把握するなど注意深く見ていった。

人間関係

○サッカーやドッジボールなどの集団遊びを取り入れていくと、自分達でルールを確認して進めていく姿があった。意見の食い違いがあると、ケンカになってしまう姿もあり、保育者が間に入って話し合いをしていった。
○年長交流会では、今まで恥ずかしくてなかなか深く交流ができずにいたが、今回は、協力して行うゲームをすることで自然と仲が深まり、「友達ができた!」と喜ぶ姿が見られた。

環境

○寒さが増してくると、戸外へ出たがらない子がいた。“おしくらまんじゅう”や“あんたがたどこさ”などをして、保育者と一緒に体を温めながら、戸外でも楽しく過ごせるようにしていった。
○交通安全教室後、園外へ出て、自分達で判断して横断歩道を渡る機会を持つことができた。少しずつ、就学を意識する様子も見られている。

言葉

○今月は、落ち着かない姿があり、人の話を聞かない様子が多く見られた。注目して聞けるよう、手遊びをして注目を引いたり、子ども自身が気づいて静かになるまで待つなど工夫をしていった。話を聞く場面になると、友達同士で伝え合う姿が見られるようになってきた。

表現

○作品展に向けて、季節を感じる製作をした。手形で紅葉を表現したり、温かい素材の毛糸を使ってリリアン編みでみのむしの洋服を作った。
○初めは、自由に表現することを楽しんでいたが、徐々に気持ちを合わせて合奏をしたり、友達と息を合わせて役を演じるということをしていった。楽しさと難しさの両方を味わいながら取り組んでいる姿がある。…

5歳らいおん組2016年度10月のまとめ

健康

○朝夕の冷えにより、咳、鼻水が出る姿が多くなり、熱を出す子がいた。また、後半になるとクラス内でりんご病の症状が流行した。子どもの症状を家庭に伝えていき、個々の体調に気を付けていった。

人間関係

○同じ活動に取り組むことで、勝った時は喜ぶ、負けた時は涙を流すなど、同じ気持ちを味わうことで、互いに声をかけ合い、更に仲を深めていた。
○運動会に向けた活動を通して、異年齢児との触れ合いが多くなると、他クラスの子どもの名前が出てくるようになった。

環境

○園外での行事が多くあったが、自分に自信を持って活動できていたこともあり、どの場面でも自己の力を十分に発揮できていた。また、芋掘りやハロウィンなど季節にちなんだ行事を思いっきり楽しむことができた。
○収穫したさつまいもを使って、さつまいもクッキーを調理した。体験後は、家庭でも作りたいと作り方をメモに取る子がいた。

言葉

○意見の食い違いがあっても、子ども達同士で話し合えるようになってきた。相手の意見を受け入れることができなかったり、自己中心的に良くないことを正当化して意見している子には、相手の立場に立てるよう保育者が声かけをしていった。

表現

○どんぐり笛やハロウィンバックなどの季節を感じる製作物をすると、「もっとやりたい!」などと夢中になって楽しんでいた。
○オリンピックにちなんだ運動遊びやハロウィンの仮装など、なりきって表現することを楽しむことができた。…

5歳らいおん組2016年度9月のまとめ

健康

○気温の変化が激しく、熱を出す子が大勢いた。個々の体調の変化に留意しながら、家庭にもクラスで流行している症状を情報交換していき、お互いに気をつけるよう促していった。

人間関係

○おじいちゃんおばあちゃんと遊ぼう会では、自身の祖父母ではなくても、声をかけてもらうことで緊張せずに親しみを持って関わることができていた。
○運動会に向けた取り組みの中で、自然と友達同士で応援していったり、励まし合う姿が見られた。また、勝敗のあるものには、言い合いになるほど競い合う場面もある。

環境

○天候に恵まれず、なかなか散歩に行くことができなかったが、園庭でもコオロギやカマキリ、トンボなどの秋の虫に親しむことができた。
○お月見団子の調理体験をする。多い量の団子も全て完食するほど、喜んで取り組んでいた。

言葉

○グループで話し合いをする機会を多く持ち、その中で自分の思いをわかりやすく伝えたり、友達の意見を聞いて理解できるようにしていった。主張を控えている子もいたので、そういった子の意見も聞けるよう声をかけ、みんなで話し合えるようにしていった。

表現

○運動会に向けた製作が中心となってしまったが、版画など新しい技法に興味を示し、楽しんでいた。
○ダンスをすると「もっとやりたい!」と自身の気持ちを思いっきり表現していた。その中で、左右や位置を意識する機会を多く持った。「こっちが右でしょう?」などと子ども達から声が上がるようになった。…

5歳らいおん組2016年度8月のまとめ

健康

○熱が出た子が1名いたが、体調に大きな変化もなく、元気に夏を過ごすことができた。

人間関係

○子どもの人数が少ない日は、幼児クラス合同の異年齢児で過ごした。同い年の友達だとケンカになってしまう子も、小さい友達がペアになるとペースを合わせてあげたりと気遣う姿が見られた。

環境

○雷や通り雨、台風など自然現象を間近で観察することで、雲の様子や天気の情報などに関心を持っていた。
○育てていたスイカを小さい友達に割られてしまったことで、命の大切さについて話し合う機会があった。子ども達からは、理解しようとしたり、残念がって泣いてしまう姿が見られ、それぞれ色々な思いを抱いたようだった。

言葉

○ケンカになってしまうと、自分の思いばかり先に出てしまい、相手を傷つけるような言葉が耳に入ってきた。保育者が話し合いの場を設けてあげると、落ち着いてお互いの意見を話し合うことができる。どういった言葉が適しているのか、どのような行動をすれば良かったかなどを考えられるような声かけをしていった。

表現

○夏の季節を感じられるような『花火』や『魚』の製作を行った。その中で、考えたり、工夫する姿があり、年長らしさが垣間見れた。
○プール前などに音楽に乗って体操を楽しむ。お気に入りの曲があると、『○○踊りたい!』などとリクエストをして何度も踊っていた。…

5歳らいおん組2016年度7月のまとめ

健康
○流行性角結膜炎の子が1名いた。目の充血が見られた子には、早期の受診を依頼し、拡大することなく過ごせた。
○連休明けから体調を崩す子が数名いた。個々の体調を把握し、急な変化に対応できるようにした。
人間関係
○友達との意見や感情の食い違いがあっても、相手の気持ちを分かろうとすることがまだ難しいようで、強い自己主張が多い。まずは、子ども達同士で自分の気持ちを言い合ってもらい、最後に保育者が間に入り、相手の気持ちに気づけるような言葉がけを行なった。

環境
○なつまつりに向けて期待を膨らませられるよう、室内の雰囲気作りをしたり、カウントダウンをしていくと、子ども達からも楽しみにしているという声を聞くことができた。
○すいかの実りに気づくと、少しずつ大きくなる様子を嬉しそうに観察する姿が見られている。

言葉
○保育室に“こえのものさし”という声の大きさの掲示物を貼り、子ども達が意識できるようにしていった。また、食事中に汚い言葉を使ったり、相手にふざけて中傷のような言葉を使っているときは、その都度声をかけていき、良い言葉や悪い言葉があることを伝えていった。

表現
○スライム作りや色水で色作りをして遊ぶ中で、成功したり、上手くできなかった経験をしてもらう。すると、感動したり、不思議さを味わいながら楽しむ姿が見られた。
○なつまつりでは、大勢の人の前で盆踊りや太鼓を披露することができ、子ども達の表情から自信に繋がったことが分かった。…

5歳らいおん組2016年度6月のまとめ

健康

○アデノウィルス1名、他に喉の痛みを訴える子が数名いたが、大きく体調を崩すこともなく、健康に過ごせていた。

人間関係

○トラブルが起きると、相手に自分の気持ちを伝える前に保育者に伝えたり、手や口が出る姿が多くあった。お互いが言葉で伝えることができるよう、保育者がリードしながら、ゆっくりと話し合える場を設けていった。

環境

○雨の中、レインコートや長靴を着用し、傘を差して園庭に出る機会を設けた。普段なかなかできない経験に喜ぶ姿が見られ、梅雨の自然に触れて色々な発見を楽しむことができた。

言葉

○しりとり遊びなどで言葉の繋がりや面白さを味わっていった。
○保育者が活動の内容を伝えている際にも、途中で話を割って発言してしまう姿がある。少しずつ話を聞く場面や発言していい場面などを意識できるよう伝えていった。

表現

○七夕やなつまつりに向けた製作を子ども達の意見を尊重しながら、色々な素材や方法を使って製作を楽しむことができた。
○太鼓に挑む子ども達の姿勢を重視しながら、なつまつりに向けて取り組んでいった。子どものやる気を十分に褒め、なつまつり当日に向けて気持ちを高めていけるようにしたい。…

5歳らいおん組2016年度5月のまとめ

健康

○GWの連休があったが、リズムが崩れることもなく、スムーズに園生活に戻れていた。暑さを感じられるようになると、自ら半袖を選び、調節する姿が見られた。暑さの中、長袖を着ている子には個々に声をかけていった。
○クラス内で、はやり目の感染があったが、拡大することなく過ごすことができた。

人間関係

○GWの連休明けに疲れた様子が見られ、トラブルが多かった。トラブルが起きたときは、お互いの気持ちが伝えられるよう保育者が寄り添い、子ども達同士で話し合いができるように働きかけていったが、まだ保育者の仲立ちが必要であった。
○行事を通して、園外の方と多く触れ合うことができ、積極的に関わる姿が見られた。

環境

○散歩へ出掛けた際は、交通ルールをしっかりと伝えていき、楽しく安全に行事に参加できるようにしていった。
○野菜の種や苗植えと稲の田植えを経験する。生長の気づきを保育者から伝えていくことで、子ども達自身から目を向けるようになり、興味関心を共有するようになっていった。

言葉

○地域の方に会うと積極的に挨拶をし、やり取りをすることの気持ち良さを味わっていた。
○GWの話などを保育者から問いかけると、そこから花を咲かせ嬉しそうに会話を楽しむ姿があった。

表現

○お年寄りと触れ合う会に向けて、手遊びや触れ合い遊びを毎日取り組んでいった。短い時間で毎日続けたことで飽きることなく、当日まで行事に期待を持って取り組むことができた。
○太鼓を取り組むと、「もっとやりたい!」と言ったり、準備や片付けを積極的に協力してくれたりととても意欲的である。…

5歳らいおん組2016年度4月のまとめ

健康

○下痢の感染症もあったが、広がることなく過ごすことができた。鼻水が出てもそのままにしている子が多くいたので、その都度かみ出しを促していった。

人間関係

○年下の友達の世話をしたり、園庭で気を配りながら遊んだりと、年長児になったことを自覚したり、喜ぶ姿が見られた。

環境

○子ども達の様子や興味に合わせて、環境を整えていった。変わったことには、その都度声かけをし、定着するようにしていった。
○クラスが落ち着いてきたところで、当番活動を始めた。順番が来るのを楽しみにし、意欲的に行っている。
○おたまじゃくしの観察を始め、散歩先ではたんぽぽのわたげなどの草花にも触れ、春をより感じることができた。

言葉

○環境の変化もあってか、ケンカになると言葉よりも先に手が出てしまう姿があった。言葉で伝え合うよう仲立ちをしていくことで、月の後半になると手が出ることは減ってきた。

表現

○自分自身の道具箱ができたことで、製作を意欲的に楽しむ姿が見られた。道具箱には、クレヨンとのりを入れる。はさみは、子ども達の様子を見て、安全に管理できるようになってから配布したい。…