3歳ちゅうりっぷ組2023年度8月のまとめ

健康

感染症や熱・咳等の風邪症状による欠席が多かった。空気清浄器を増やし、手洗いを徹底し消毒を行った。園での様子や家庭での様子を伝え合い、子どもの体調の変化に留意し、こまめな水分補給とゆったり休息できるように布団の位置を工夫した。

人間関係

気の合う友だちとの関わりを通して、相手に憧れを抱き、真似をして同じことをしたり、同じような物を作ったりして楽しむ姿が見られるようになった。時には気持ちのぶつかり合いでトラブルになることもあるが、怪我に発展しないように見守りつつ、お互いが納得できるような声かけを心がけた。

環境

猛暑日が多く、体調の優れない子も多かったので、戸外活動の機会が少なかった。そのため、夏ならではの自然物に触れる機会は少なかったが、写真絵本を活用し夏ならではの自然物に興味が持てるようにした。また、戸外活動の際には、積極的に自然物に触れられるような声かけを行った。

言葉

経験した事だけでなく、これから経験する(楽しみにしている)ことを話す姿が見られるようになってきた。以前と比べ、自分の気持ちを言葉で表現できるようになってきたが、うまく伝えられないことも多く、一緒に遊びたいのに遊べないもどかしさやモヤモヤが「○○ちゃん(くん)と遊ばない」「嫌い」という言葉になって表れることもある。子どもの気持ちに寄り添いながら気持ちに合った言葉を伝えていった。

表現

手形を使った海の生き物の制作では、友だちの作品に影響され、魚の数を増やしたり、色を変えたりしてさらにイメージを膨らませながら完成させる子がいた。どの子も自分の思った通りに表現し、友だちや保育者に認めてもらうことで、満足感や達成感を感じ次の意欲につながっていた。

食育

暑さからくる食欲減退は見られず、「お腹すいた」「今日のご飯、何?」などと食事の時間を楽しみにしている子が多かった。ほとんどの子がフォークの三点持ちができるようになった。うまくできない子も「どうやるの?」「こう?」などと言いながら三点持ちに意欲を見せているため、引き続き正しい持ち方を伝えていきたい。

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